カーボンシンク機能
CO2ガス固定について森林のCO2ガス固定のメカニズムは光合成によって大気中のCO2ガスを取り込み炭素を森林樹木の幹、根、葉とうに固定するものである。
同時に樹木は生命維持のため呼吸作用を行い大気中にCO2ガスを放出する。
従って炭素の固定量は光合成と呼吸の差ということになる。
セルロース1キログラムを生産するため、CO2ガスを1.6キロ吸収し、O2を1.2キロ放出する。
最終的に炭素として0.4キロを固定する。
成長速度の速い熱帯多雨林は固定機能も優れている。
温暖化の主原因とされる人為的なCO2の増大は、年間85億トンといわれるが、3/4は化石燃料消費、1/4は森林の減少に起因するといわれている。
6CO2+6H2O+677.2カロリー C6H12O6+6O2 C6H10O5+H2O
グルコース セルローズ(又はデンプン)