環境財としての森林と経済財としての森林を調和させながら持続的に経営(林業経営)を如何にして可能にするかを考えて見よう。 もちろんこのことはすべての森林を対象とするものではなく機能区分によって環境機能のみを追求していく森林もあるが、ここでは木材生産に力点を置く森林であっても環境機能の発揮を考慮した森林経営が重要であるとの考え方に立つものである。