2006年12月1日、久しぶりの高知訪問の機会を捉え、牧野植物園を訪れました。
開園は牧野富太郎博士逝去の翌年、1958年ですが、1999に園地面積を20haに拡張するとともに、「牧野富太郎記念館」が新設されました。
記念館の圧巻は、五万点以上に及ぶ博士の蔵書や手書きの植物画(毛筆による繊細なタッチがカレンダーとして復刻され、入手可能です)といえましょう。
蔵書には、解体新書なども含まれており、蔵書の蒐集のため金銭を惜しまず、借金に次ぐ借金を重ねたとの逸話に感慨を覚えました。
展示館の書斎の再現も興味深いものがあります。
なお、土佐の寒蘭の鉢植えが数多く展示され、芳香を発していました。
ヤマモモ