愛媛県水道関係職員講習会で小澤塾長森を語る


講演テーマ 地域協働によるこれからの森林整備と自然との共生

講 師    小澤普照

日 時    平成19年10月25日 午後1時半から3時まで

主催者    日本水道協会愛媛県支部、参加者:愛媛県内の水道事務職員及び今治市職員

場 所     国際ホテル(今治市)

講師のコメント  
今治地域は昔から、洪水災害と旱魃に悩まされてきました。 
明治以降、地域が一体となり、水源林(市有林)の整備に当たってきました。
従って植林木は古いものでは100年ほどの樹齢になっています。
そこで近年は、2千5百ヘクタールの水源林の持続と機能強化のため、全面的に長伐期複層林化を図るという大きな目標に向かって進んでいます。
最近では、このような地域全体の動きに共鳴して企業から市有林整備に資金提供の申し出があり、協定の締結も行われました。
今回の講演は、水道事業関係の職員が森林について学ぶということでもあり、複層林についての詳しい解説とともに世界の各地で降雨量の極めて少ない地域でも植林にチャレンジしている実態なども伝え、今後、関係者や地域の人たちが頑張っていただくことを期待しています。


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