カール・ベンクスさんの古民家再生プロジェクト訪問平成25年4月30日


ドイツ人のカールベンクスさんに初めて出会ったのは、平成25年4月24日のことであった。
当日、表参道の新潟館・ネスパスで開かれた「森の駅推進協議会」に講師として招かれたカールさんに会い、話しを聴いた。若い頃空手の修行で来日、そして15年前再来日、新潟県十日町市竹所(たけどころ)で古民家を再生し居住、現在に至るが、当時、40世帯の竹所が僅か8世帯の集落に衰微していたところ、現在まで8戸の古民家が再生され、集落の存在が広く知られるようになったという。
このことは、地元紙新潟日報社が写真集を刊行するなどの情報発信が大きなプラスになったということである。
そして今やカールさんは全国人気で各地で、古民家再生を手がけ、講師をつとめている。
私の生家がある上越市からも車で1時間の距離なので、4月30日には、郷里の友人である元農業高校校長の平野さんの運転で現地に出掛けた。
ここから先は、刊行図書やインターネットで是非情報を増やして欲しい。
過疎だ限界集落だというような話を吹き飛ばす活動が現実に存在する。
周辺の里山と棚田の景観とも調和する現地を直接訪問して確かめていただきたい。
(森林塾小澤記)


左が再生後の家、右が再生前。(カールベンクスHPより)


現在のカールさんの家


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