好評・森協発足3周年記念シンポジウム全容公開


2009年8月1日、渋谷区のご協力を得まして、JR渋谷駅近く(同区東2丁目)のふれあい植物センターで、森協シンポジウムが開催され、参加者から大変高い評価をいただきました。
シンポジウムの全容につきましては、森協ネットワークのホームページに掲載しておりますのでご覧いただければ幸いです。


温暖化防止及びCO2の大幅削減に向けて、市民、為政者等あらゆる人々の行動が問われる時代となりました。
本シンポジウムは、温暖化防止問題に真剣に立ち向かおうとしておられる皆様に勇気と指針を与えてくれるものと信じます。

ここでは、基調講演者及びパネルディスカッション参加講師のプロフィールを紹介させていただきます。

基調講演者 小口幸成(おぐちこうせい)氏

講演テーマは「究極のグリーンエネルギー時代とは」です。
小口先生は、1970年に慶應義塾大学の助手に就任され、以来、神奈川工科大学で、前身である幾徳工業大学時代を含め、助教授・教授を歴任し、研究・指導にあたってこられました。2005年には神奈川工科大学の学長に就任され、今年3月に任期満了で退任された後も、名誉教授として活躍されておられます。また、学校法人鷗友学園の理事長としても学校教育の場で広く活躍されていらっしゃいます。
専門は熱物性ということで、熱物性とは、温度や圧力の変化に伴い分子相互の関係が変化し、物質の性質が変化することを研究する学問分野だそうです。 本日は、エンジニアとしての立場から、また教育者としてのお立場から、温暖化問題への対策についてご講演をいただきます。

パネリスト
○本日の基調講演講師の小口先生です。(略)

○渋谷区長の桑原敏武先生です。

本会場区のふれあい植物センターも区の施設で開場五周年とのことです。本日は渋谷区の取り組みについてお話を伺えると聞いております。

○岩倉先生は、多摩美術大学を卒業されたあと、本田技研工業に入社され、デザイナーとしてだけでなく、経営的な立場からも活躍され、ホンダのデザインマネジメントを築き上げてこられました。2004年には経営学の博士号も取得され、現在は、多摩美術大学教授として教鞭を取っておられます。 本日の会場に展示されています桐材による作品は学生さんと制作されたものです。

○塚本愛子様は、高知県職員として森林・林業の行政に活躍され、その当時、全国の都道府県の女性林業職員のネットワーク作りに尽力され、「豊かな森林づくりのためのレディースネットワーク21」の初代会長として活躍されました。今年4月から環境省で地球温暖化対策を市場メカニズム室でカーボンオフセットについて担当されています。

○本ネットワークの小澤代表。林野庁長官を平成2年から4年までつとめたあと、森林塾や、森林環境協働ネットワークを立ち上げるなど、現在も市民レベルでの森林育成・環境保全等の活動に尽力。林野庁時代から、技術系行政官として、イノベーションやベンチャー的な考え方を重視して政策展開を行い、退官後には博士号を取得するなどあくなき探究心で活動。本日も、元行政官として、エンジニアとして、そして市民として様々な発言が期待されます。


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