森林塾例会レポート(森林・林業の語り部現れる・講談師神田山吹さん)


平成17年3月24日開催の森林塾例会では、講談師神田山吹さんを招いて、「西川材ものがたり・筏流し江戸へ行く」を演じていただきました。
江戸時代の振り袖火事をはじめ、しばしば江戸の町を襲う大火の歴史、住宅の復旧など江戸の木材需要の発生、これに対応するため、西川材(埼玉)のスギ・ヒノキ材を筏により江戸に運ぶものがたり、筏の組み方、江戸に近づくにしたがって、連結により長大化する筏を棹一本で操る筏師の活き活きとした話し。
また昭和の時代まで活躍した名人芸の筏師も登場。
史実を基本とする講談の作法を守りながら、朱通祥男(しゅつう・あきお)氏による脚本で分かりやすく迫力のある語り口に、さらにスライドも併用して新型講談が熱演されました。
森林塾としては、神田山吹さんの今後の活躍に期待するとともに、森林・林業の語り部として応援することにしました。
なお神田山吹さんのホームページは、http://homepage2.nifty.com/k-yamabuki/ です。


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