スギ花粉を抑え込む技術開発(東京都林業試験場)


都林業試験場は、マレイン酸(ジャガイモなどの発芽抑制剤)の0.05%水溶液をスギの樹幹に2CC注入したところ、着花個数が96%減少という結果を得たという。
マレイン酸は1リットル約8円と廉価な上、安全性も高く、直接注入ならば周辺にも影響を与えないと見られる。
東京都内には、スギ林が約2万ヘクタールあり、春先には約2万トン(?)のスギ花粉が飛ぶという。
試験場では、今年(平成13年)適正注入量などを調べ、来年梅雨明け頃から注入を開始する予定という。

(東京新聞、2001年5月19日一面の記事を要約)


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