「北東アジア・アカデミックフォーラム2006 in 京都」
シンポジウム・「北東アジア地域における持続可能な森林マネージメント」

〜環境・経済分野の交流を通じて豊かな森を守り活かす〜

-京都モデルフォレスト立ち上げ支援国際シンポジウムの性格を持つものです-


京都議定書発効1周年の機会をとらえ、再生可能なエネルギーである森林バイオマスの利活用や森林生態系の保全などについて、飛躍的な発展を続ける東北アジア地域各国が協力して進める取組を探ります。

日 時  2006年3月12日(日);基調講演ほか
              13日(月);現地見学

場 所  京都大学時計台記念ホール【定員500人】 京都市左京区吉田本町京都大学本部構内正門正面

参加費  資料代 会員:無料  非会員:500円
       現地見学バス代 会員:無料 非会員:1,000円

主 催   環日本海アカデミック・フォーラム

後 援  京都府、京都商工会議所(社)京都経済同友会(財)大学コンソーシアム京都、環日本海学会、日本木材学会、日本森林学会、ニッセイ財団、京都府地球温暖化防止活動推進センター

(1) 1日目 全体交流会議 総合司会;北川秀樹龍谷大学教授
● 開会あいさつ13:00〜13:05
環日本海アカデミック・フォーラム世話人代表藤本和貴夫(大阪経済法科大学学長)
● 基調講演13:05〜14:40
@ 地球環境問題とモデルフォレストの展開
国際モデルフォレスト事務局ブライアン・バネルアジア担当上級企画官
A ビジネスパートナーシップによる中国の森林保全
中国林科院姜春前教授

セッション1自然エネルギー・木材産業〜アジアにおける木材利活用の推進方策〜 14:45〜16:00
経済的発展、人口増加等を背景に「世界の市場」となった北東アジア地域におけるエネルギー問題を踏まえ、再生可能な木材及び森林バイオマス利用技術の開発と相互移転、木質系資源貿易等の展開方策を明らかにする。
(報告)
□我が国における木材利用のあり方京都大学生存圏研究所川井秀一教授
□木質系資源に関する新技術開発と利用京都府立大学古田裕三講師
□木材資源における日中間協力
(パネリスト)
京都大学生存圏研究所 川井秀一教授
京都府立大学 古田裕三講師
浙江林学院 張敏教授
中国林科院 姜春前教授

(コーディネーター)
小澤普照京都府参与(元林野庁長官)

セッション2森林保全・再生〜アジアにおけるモデルフォレストの展開方策〜 16:10〜17:25
北東アジア地域の森林の現状と問題点を確認し、森林認証などによる持続可能な森林経営の推進、CDM制度を利用した環境保全政策などについて議論を深めるとともに、この地域の今後の森林環境保全に向けて協力して取り組む重点事項(植林協力、水環境保全、省エネ対策等)を明らかにする。

(報告)
□経済発展の中での森林の変化 京都府立大学高原光教授
□持続可能な森林の管理・経営 緑の地球ネットワーク高見邦雄事務局長
□京都議定書に基づくCDMの展開 立命館大学周い生教授
(パネリスト)
京都府立大学 高原光教授
緑の地球ネットワーク 高見邦雄事務局長
立命館大学 周い生教授
龍谷大学教授 増田啓子教授
国際モデルフォレスト事務局
ブライアン・バネルアジア担当上級企画官

(コーディネーター)
京都府立大学 田中和博教授

● 閉会あいさつ17:25〜17:30
環日本海アカデミック・フォーラム世話人藤城進(京都府企画環境部長)

※ 報告者・報告題名等は変更になることがございます。
※ 報告、パネルディスカッション、質疑については同時通訳(英語、中国語)で行いますが、受信機に限りがありますので、御了解願います。

なお、全体交流会議終了後に、京都大学正門前のレストラン「カンフォーラ」にてレセプションを予定しています(18:00〜19:30 会費3,000円程度)。

(2) 2日目現地見学 ※このツアーは定員30名です。
●北山地域の森林ほか
我が国を伝統的建築に欠かせない磨丸太を生産する北山林業地域で、スギの特性を利用して独特の「台杉」を仕立てて更新する(持続可能な生産)伝統的な育林方式を学ぶとともに、文化財建築を支える木材生産などを見学します。
●間伐材を利用した新工法建築物「j.Pod 建築モデル施設」 < 京都大学内>
京都大学フィールド科学教育研究センター並びにj.Po d開発グループ(京都大学大学院地球環境学堂小林研究室( 株)鴻池組(有)桃李舎、トリスミ集成材(株、John Barr Architec) が開発した「21 世紀の循環型社会を指向した革新的な木造建築システムj.Pod」によるモデル的な施設を見学します。

※ 集合:9時00分(JR京都駅)解散:13:00(京都大学ほか)
  申込は下記宛先へ必要事項(住所・氏名・電話番号、セプション参加の有無・別途自己負担有、等)を記入し、電話、郵送、はがき、FAX、又は電子メールでお申し込みください。
基調講演又は現地見学のみの参加も可能です。
(あて先)環日本海アカデミック・フォーラム
〒602-8570 (住所記載不要)京都府企画環境部企画参事内 
TEL:075-414-4347 FAX:075-414-4363
E メール:acdfo@mail.joho-kyoto.or.jp

詳しい情報は、http://www.joho-kyoto.or.jp/~acdfo/top.html

http://www.pref.kyoto.jp/koho/press/press200601/press060127/060127-03/060127-03.htmlでご覧下さい。


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