運用編 2.段落運用(順送回送)     0503・1012   6.客車回送  

        2009年3月14日で東京駅発着の寝台特急列車(ブルートレイン)の運用が終了しました。

        従いましてこの項目の運用はございません。運用編 6.客車回送も参考にしてください。   

  東京駅付近でブルートレインの回送を見ていたら機関車についているヘッドマークと客車の

    列車名が違っていたいました どうしてですか?

  経緯・・・・東京駅に新幹線ホームを増設するため今まであった機回し線と言う機関車を付替えるための

                    送線のスペースがなくなりました  九州方面からの客車寝台特急はすべて品川にある車庫まで回

          送して検査・整備を行います 検査・整備が終了した車両は夕方再び東京駅まで回送し九州方面

          へ出発します 普通でしたら車両を回送牽引して来た機関車がそのまま本務機になって出発する

          わけですが東京駅構内では独特な方法で機関車を付替えます この方法が段落運用(順送回

         送)です  東京駅構内有楽町方の本線から各ホームに分岐するポイント付近に機関車が駐留で

         きる線路が敷かれています ここを利用して機関車を付替えます (1988年3月15日ダイヤ改正から実施)

          東京駅に到着した寝台特急「富士」は客車から離され停車します

運用方法      

の到着順番  銀河→出雲→あさかぜ→富士→さくら・はやぶさ 

            銀河の到着前に品川から単機回送で機関車1台を東京駅に回送し有楽町方の駐留線で待機

            させます 銀河到着後牽引機関車を客車から開放し数m移動し停車させる その間に駐留線

            より回送した機関車を銀河の大阪寄りに連結し品川へ回送します

            銀河客車の回送が発車後に銀河を牽引してきた機関車を有楽町方駐留線へ引き上げます

            この方法でさくら・はやぶさまで回送を行いさくら・はやぶさを牽引してきた機関車は単機で品

            川へ戻ります

                    

の出発順番  富士→さくら・はやぶさ→あさかぜ→出雲→銀河

          富士を東京駅へ回送する前に品川から富士牽引の大阪寄りにヘッドマークをつけた機関車

            を単機で東京駅に回送し有楽町方の駐留線で待機させます 次にさくら・はやぶさ牽引機

            関車が回送富士を牽引し東京駅に向います 東京駅では朝の順番と同様に機関車の付替え

            を行います この順番で銀河まで行い最後の回送銀河を牽引してきた機関車は単機で品川に

            戻ります

             

             

           16時15分品川からEF66が単機で回送されてくる 大阪よりに「富士」のヘッドマークがついている  有楽町方留置線に引き上げる

  新幹線ホーム増設前の東京駅10番線〜13番線ホームの写真

    

  12・13番線に到着した機関車は11番線の機回し専用線を使用し機関車を付けかえていた (写真提供z)

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