No04.出会い

さて、仕事が休みの週末、カーナビにタマックをセットして、
第三京浜をレガシーセダンでのろのろ走る。
まいかーin 六甲牧場 う、嘘ではない。
レガシーと言えば、追い越し車線を、
豪雨の中でも全開で走る(笑)
というイメージだと思うが、管理者の車は、
ノンターボである。
クルーズコントロールを利用して、
大型トラックの後ろを80kmでついて行くのだ。
不思議と、アクセルを踏んでいると遅く感じられる速度も、
クルーズコントロールを使うと、なぜか、どうでもよく感じられる。
思えば、この車も去年新調。
計画的に家を購入する予定なら、こんな物買わなかったのに。
と、少し後悔してみたりする。



少々脱線したが、タマックに到着。
久地駅の先、東名高速の横に事務所はあった。
外観は思いの外小さい事務所だ。
まいかー 入ると、静かだ。
活気が全くない。
ん?
ちがう、人が誰もいないのだ。
それも違う。
一番奥に、お年寄りが一人。
話を聞くと、全員現場見学会に出払っているとのこと。
現場見学会のチラシをもらって早速、
現場へ向かった。

現場は、交通量の多い幹線道路沿い。
その周辺で、はっぴを着た営業が車を駐車させるために誘導していた。
さて、こういった場合、最初に出会った営業が勝負となる。
で、車を降りて待っていたのは・・・。
一目見て、これからお世話になるかも知れない営業は、若かった。
おばさんの次は若造だ。(><
車のディーラーもそうだが、親と一緒で、最初に会う担当営業は、
お客が選ぶことが出来ない。(笑
とりあえず、現場見学会と言う事なので、
建築途中の木造2階建ての家を案内してもらった。
建築途中とは、屋根が着いて、サッシが入り、内装とかはまだ全然されていない。
この状態だと、完成してしまったら見えない部分が丸見えである。
つまり、よほど自信がないと見せられないし、
建て売りでは見る事が出来ない部分がそこにはあった。
若い営業と、現場監督風の作業着を着た人が説明をしてくれた。
その説明にはみじんの迷いもなく、熱い語り口調は自信に満ちあふれていた。
お試しに、なにか質問をしてみたいが、今のところそういった知識が無く、断念。
ただ、バルコニーに立ったときに、これが本当に木造か?
と思うような重厚感があった。



一通り、説明を受けた後、こちらから、誘って商談スペースに向かった。
一階の奥に、テーブルと椅子が用意され、アンケート用紙が準備されている。
名刺をもらった。
若い営業は斧さん。作業着の人は建設部の沖山さん。
そこに、怪しい、きわめて怪しいほほえみをたたえた、営業さんが来た。
鎌田さんだった。
囲まれ状態となったわけだが、内容は、商談と言うよりも、雑談。
雑談の先行役は鎌田さんでこれまた怪しい。(笑
会話はノリノリとなった。
だが、たわいもない会話の中に、
相手の生活スタイルを読み取ろうとする意図を感じたとき、
[やる〜。]と思った。
それがわかっていても、特に隠す必要はない。
逆に、今考えている事を、ざっくり話して、
箸にも棒にもかからないのかどうか、はっきり聞いてみる事にした。

以下の内容を伝えた。
・土地から探して欲しい。
これは、タマックのホームページで、土地からでも探しますよと言っているので。
勤務地と勤務地候補を説明し、場所を南武線沿いに絞り込んでいると伝えた。
広さは100平米以上、駅から10分以内。

斧さんは、こちらの勤務地が京浜東北の蒲田と言っているのに、
商談のレポートには鎌田と記述し、[鎌田(駅)ですね。]と念押し。
それ見た鎌田さんに、[なに呼び捨てにしてんだ!]とこづかれ、
どつき漫才状態だった。

現在検討している、マンションのプランを説明した。
現在、自己資金の総額と、年収。
4500万のマンションを買おうとしていることを話した。
それで、こちらの総予算が見えるのではないか。
で、予算的にダメならダメと言ってもらおうと言う事だった。
土地+土地諸費用+建物+建物諸費用が総額であろう事は、
大体わかっていた。

アンケートの設問に、知りたい情報や、聞きたい内容がありましたらお聞かせ下さい。
とあったので、正直に、何を聞いて良いのか解らないにチェックした。

ここで、早急に知りたいこと。
マンションで4500万の予算だと、
一戸建ての場合、いくらぐらいの物が買えるのか。

聞き方が悪かったのか、その答えを得るには至らなかった。

斧さんは、非常に前向きで、
[これから調査します。次回打ち合わせを設定しましょう!]
確かこんな感じ。
若いって良いな〜。(遠い目)

タマックの第一印象は非常に良かった。
しかし、駅近マンション申込みまで時間がない。
悩める一週間の始まりである。


今回わかったこと ★

・タマック
 工務店や不動産屋というと、お客が知らないのを良いことに、
 裏でこそこそ、悪逆無道を行い、莫大な利益を出す団体というイメージ。
 しかし、タマックは違うようだ。
 会社ではなく、人が熱い。言葉では表現しがたいが、気に入ってしまった。

・現場見学会
 2×4内断熱の通気工法。
 ロックウールによる断熱と、気密フィルムによる結露防止。
 説明で理解できたのはそんなところ。
 今回の建物のタマックでの躯体グレードは、ウイングだった。
 グレードの説明はタマックホームページへ。


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