No04. 組立1


足場 拡大映像無し 組立開始です。
まず足場が組まれました。
2階部分まで組まれていますが、
1階もまだ影も形もありません。
早いような・・・。

土台 土台の木が基礎の上に、アンカーボルトで固定されました。
CBドライという木材が使われています。
防腐・防蟻処理を施した木材です。
捺印を詳しく見ると、ベイツガと書いてあります。
確か、一番強度等級の高い物です。
かなり、良い材料?
でも、耐腐朽性・耐蟻性がいまいちだったような・・・。
薬剤注入加工でOK?
耐久性はイマイチかも。(><

床 床が張られました。
断熱材は、カネライトスーパーE3。
ノンフロンタイプの高性能断熱材で、
通常、樹脂の発泡に使われる、
フロンガスを使用していないそうです。
JIS規格3種の断熱性能(熱伝導率0・028W/m・K)。
また、建物の解体廃棄時は、
そのまま、原材料として回収リサイクルできるようです。
つまり、環境に優しい断熱材料です。

床材 床に貼られている合板は、28mm厚。
もしかして、かなり分厚い?
ホルムアルデヒドに関しては、
F☆☆☆なのか、F☆☆☆☆なのか、途中で切れているところを、
撮影してしまったようです。
もちろん、☆が多い方が低ホルムアルデヒドです。
のちほど、斧さんからの連絡で、F☆☆☆☆である事がわかりました。

いよいよ壁 床が終了しました。
1階の壁が到着しました。
外壁のパネルは、あらかじめ、工場で加工されています。
大工さんは、左が阿部さん、右が真栄田さんです。
暑い中ご苦労様です。

壁パネルをクレーンでつり上げ クレーンでつり上げて、組み立てていきます。
右下に写っているのが、棟梁の原野さんです。
日本人離れした、黒さです。
ほとんど焦げています。
今年の夏は、殺人的な日差しなので、
こうなってしまったに違いありません。
年齢が珍と近そうなので、話しやすいかも。

ついにパネルが建つ 最初のパネルが建ちました。
あれ?
と思った方は、鋭いです。
普通の2x4パネルとは違います。
珍が採用したのは、
トステムの、スーパーウォールツーバイフォー工法です。

削り節パネル スーパーウォールパネルです。
構造用面材として、OSB合板が使用されています。
OSB合板とは、短冊状の木片を接着剤で固めた物です。
削り節固め・・・。

各グレードの壁構造 これは、タマック事務所にある、側壁構造の見本です。
タマックのグレードで言うと、
右が、シェル:スーパーウォールパネルです。
真ん中が、ウイング。
左が、ベーシック(標準)となります。
内断熱工法の家では、常に壁内結露との戦いです。
スーパーウォールパネルは、OSB合板に隙間無く発泡樹脂を
充填してあるので、壁内結露はほとんど起きません。
強度的にも、面材が表裏2倍ですので有利です。
ウイングとベーシックの違いですが、断熱材のロックウールの量がウイングが厚いこと。
ウイングには、気密フィルム(オレンジ色)が貼られること。
ですが、ベーシックでも、ロックウールを覆うビニールを利用して、気密をとります。

1階が出来ました あっという間に、1階の壁が建ちました。
このペースだと、2階もすぐですね。
足場が2階まで組まれるわけです。
スーパーウォールパネルは、
あらかじめ、窓の開口部が加工されています。
加工精度が高い反面、変更がきかないですね。
着々とできあがっていきます。

今回も、映像は、無理言って、斧さんと、岡部さんに撮影して頂きました。

今回のひとこと ★

・最初の仕様は
 
珍が最初にタマックと打ち合わせていたグレードは、ベーシックでした。
 しかし、いろいろ調べていくと、シェル、つまり、スーパーウォールの優位性がわかりました。
 予算を積み上げると、何とか出来そうなので、グレードをシェルに変更しました。
 メンテナンスフリーを目指す、珍には最適な選択でしょう。
 さらに超高気密高断熱のため、光熱費も低く抑えられるはずです。
 長い目で見て、きっと安くなるのではないでしょうか。