No08. 進捗状況1


定点観測 この角度からの映像は、定点観測映像です。
つまり、撮影する場所を決めています。
しかし、ネットがかけられているので、
建物が見えないですね。

屋根 屋根の防水シートが貼られました。
一般名称はアスファルトルーフィングです。
白い縦のラインの部分で木が釘で打ち付けられています。
アスファルトルーフィングに釘で開ける穴から水の進入を
阻止するためだそうです。
木は瓦を固定する釘を打つ場所だと思いますが、
結局、瓦を固定する釘が、アスファルトルーフィングを
貫通するような気がします。(><

玄関軒下 玄関軒下です。
金物はありませんが、OSBボードで補強されています。
この上にも瓦が乗る予定です。
瓦は一枚あたり、2、3kgありそうなので、
屋根も含めて、耐震性に関しては心配ですね。

養生 雲行きが怪しいです。
本日の作業は養生して終了しました。

危険な瓦の積み方 ついに、屋根に瓦がのっています。
まだ、束の状態ですが。
コロニアルにしなかったのは、耐久性や、遮音に劣るためです。
ただし、瓦はコロニアルに較べて重いので、地震には不利です。

危険な瓦の積み方 足場から、撮影しました。
瓦は意外に不安定な状態で積まれています。
今日はまだ、のせておくだけのようです。
地震が来たら、間違いなく落ちますよね。
映像には映っていませんが、
左に大工原野さん、右に監督岡部さんがいます。
珍が撮影中落下しないように監視してくれました。
でも、珍の重量では、きっと道連れです。(笑

瓦は重い 地面に瓦があったので、持ち上げてみました。
片手で何とか持ち上がるくらいの重さ。
やはり、一枚あたり2、3kgでしょう。

汁ガード 瓦の隙間を埋める材料です。
水をはじく、シルガード。
つまり、シル(汁:水)から守るという意味ですね。
建材もこういったネーミングの物が多いです。

しろあり予防施工 岡部さんから、防蟻処理完了とのメールに添付されていた
映像です。
文字を撮影しただけに見えます。
もしかして、この文字に蟻を寄せ付けない秘密の呪いが・・・。

薬品の塗布後 外壁を撮影してみました。
明らかに、何か吹き付けられている事がわかります。
どんな成分が吹き付けられたのか、後で確認してみます。

殺虫剤の主成分は、
ビフェントリン(bifenthrin)
(ピレスロイド系)の殺虫剤でした。
比較的人間に対しては毒性が低い物です。

JIO潜る JIOの検査です。
構造体検査だそうです。
もしや、今頃基礎を見てるのでしょうか。

JIOコンクリートチェック 基礎コンクリートの強度を調べています。
今更問題が出ても、打つ手はなさそうですが。
幸いにして、試験は問題なく合格だそうです

気密測定器 ついに来ました!
トステムの気密検査です。
一番小さい窓に、住宅気密測定器という物を取付け、
そこから、室内の空気を排出します。
どこかに穴が開いていれば、そこからシュー、シューと、
空気が入ってくるのです。
で、結果は、C値 0.55cm2でした。
タマック新記録だそうです。
この数値なら、超高気密と言えそうです。




今回のひとこと ★

・住宅の性能について
  高気密高断熱は、住宅の性能として以下のように数値で表現されます。

 ・C値 [cm
2/m2]
   建物の気密性能で、建物の床面積1m
2あたりの、隙間を示す。
   たとえば、C値5.0[cm
2/m2] であれば、1m2あたり、5cm2の隙間がある事になる。
   つまり、数値が小さいほど、高気密な建物となる。
 ・Q値 [
W/m2K]
   建物の断熱性能で、建物の床面積1m
2あたりの、建物から失われる、エネルギー量を示す。
   熱損失係数とも言い、こちらも数値が値が小さいほど高性能となる。

以下の表は、タマックの家のグレード毎の性能です。
タマックの家
ベーシック
タマックの家
ウイング
タマックの家
シェル
次世代省エネ基準
地域区分4

C値(隙間相当面積)
建物の隙間
4.5cm2相当
1.65cm2相当
1.0cm2以下
5.0cm2以下

Q値(熱損失係数)
熱が逃げる割合
3.4Kcal(m2h℃)
2.32Kcal(m2h℃)
1.67Kcal(m2h℃)
2.7Kcal(m2h℃)

Λ値(熱伝導率)
熱の伝わりやすさ
0.045W/mK
0.038W/mK
0.026W/mK
K値(熱貫流率)
部屋各部の熱の伝わりやすさ
屋根
1.6121W/m2K
*0.274W/m2K
*0.274W/m2K
外壁
1.664W/m2K
0.53W/m2K
*0.331W/m2K
開口部
5.9W/m2K
4.65W/m2K
3.49W/m2K

壁倍率
壁1m2あたりにかかる水平耐力
4.5倍
4.5倍
7.1倍

鉛直荷重
壁の上からかかる荷重耐力
9.1t
9.1t
31.9t
*印は旧スーパーシェルの数値です。
ベーシックだと、次世代省エネ基準はクリアしていません。(^^;;