【 33 】 リヤスピーカー
  4ナンバー1BOXで、荷室を荷室としてしっかり使う場合、
  リヤスピーカーの設置場所は、ここしかないと思います。
  スピーカーは、昔フロントに使っていた
  Magnat Stratos 132です。
  コアキシャル2wayで、高域から中域までは、
  しっかり鳴らしてくれますが、
  低域がいまいち無く、全体的に音に厚みが無い感じで、
  メリハリのある硬めの音のような・・・?
  値段を考慮すれば、お勧め出来るスピーカーではあります。

      

【 34 】 リヤスピーカーパネル
  こんな物売ってるはずはなく、当然のごとく日曜大工します。
  我ながら関心してしまうのですが、全てが絶妙なサイズで、
  完璧なまでにフィット&ロックされました。
  この見本品無しでは、もう2度と同じ物は作れないと思う。
  構造的には、見て解るとうり単純でありますが、
  試行錯誤の末完成した、この単純なロック機構がミソ。
  右側(写真上側)は、コの字型の金具で椅子の足に挟み込みます。
  金具の幅は、ピッタリサイズより微妙に狭くします。
  左側(写真下側)は磁石にて椅子の足に半固定されます。
  この磁石の位置・高さも現物合わせで、かなり微妙です。
  全体の取り付け方は、パネルを左側に5センチ位ずらした状態で
  椅子に押し当て、右側にスライドさせればOK! びくともしない。
  音的には、良くも悪くもないと言っておきましょう。
  と、言うのもあんまりこのリヤを真剣に試聴してないんです。
  フロントがしっかりしていれば、3D的なものを除けば、
  リヤはオマケ的な存在となってしまいます。   

【 35 】 ウーファーのゲイン コントローラーと台
  これが、前々から言っていた手元で操作する為に自作した物です。
  大きな声では言えませんが、会社から部品を色々くすねてます。
  台は、すぐ外せるくせして、なかなかしっかり固定されてます。
  以前、適当にウーファーを設置していたら、
  商用車のロールに耐え切れず何度か壊しそうになりました。
  写真で見えるこちら側は、3t ほどの金具を幾何学的?に曲げ、
  車側は、シートベルト金具に共締めされ、
  台は、板に穴をあけボルト・ナットにて固定されております。   

【 36 】 ウーファー
  台の椅子側の見えない部分の固定方法は、
  写真では、椅子に、ただのっかている様に見えますが、
  実はしっかり金具が付いてます。
  椅子と台に金具を取り付け、それをジョイントさせる格好です。
  写真が無くてすみません。ウーファーBOX自体は、
  台にキャンプ用品店などで売っているベルトで固定します。
  ウーファーは、Vega 128です。
  音的には、音圧系と音質系の間ですな。
  BOXは、しっかりした物なのですが、
  コンパクトさを優先させて購入したので、
  当然、スピーカーに適したBOX容量が無く、音圧系CDで、
  ゲインをオモイッキリ上げると、
  背圧に負けて、まともになりません。 

【 37 】 CDチェンジャー
  チェンジャーは、木の板に固定して、
  それをマジックテープにて取り付けております。
  木は、床のデコボコに合わせて加工します。
  手元にチェンジャー、これは凄く便利ですネ。
  奥に見える黒い箱2つが、
  フロントスピーカーのネットワークです。
   

【 38 】 MDデッキ
  音にうるさいマニアな人達は、こんな物は使わず
  当たり前のように、10万円位するCDデッキを使います。
  その良さは俺も良く解ってはいるが、
  俺的には、音より使い勝手の良さ(便利さ)を最優先させたい。
  と、言いつつ、2DINのスペースがあったり、お金があれば欲しい。
  取り付けの話になりますが、1BOX車の場合、
  センターコンソールに取り付ける普通の車とは違い、
  ケーブルを収納しておくスペースがデッキの裏にほとんど無いので、
  デッキ部分を引き出すための余長は出来るだけ少なくし、
  線が交わったりしないよう、綺麗につなぎこまないと、
  デッキが治まらなくなります。   

【 39 】 ツィーター台の製作(俺流)
  8×8センチ位に切り抜いたMFDを
  3枚(厚みによりますが)用意し、
  ツィーターに合わせた穴を2枚にあけます。
  3枚を接着剤で張り合わせ、写真のように、
  根性と根気で削り込みます。
  背面には、ケーブルを通す為の穴をあけます。
  革などを貼る場合は、必要ないですが、
  表面をパテと紙やすりを使って滑らかツルツルにします。

【 40 】 ツィーター台の完成
  取り付け場所の色に合わせて色を塗ります。
  ツィーターの台座をはめ込み木ネジで背面に締め込みます。
  ツィーター本体をはめ込んで完成です。
  ツィーターの上下角度は、あらかじめ仮付け及び試聴して、
  大雑把にでも決めておく必要があります。

【 41 】 ツィーターの設置
  これがまた奥が深いです。ある程度好みも有りますが、
  音が前方中央に定位されるように、
  左右の取り付け角度・方向を必死こいて合わせましょう。
  自分の場合は、Fガラス中央に定位させてますが、
  運転席の正面に定位させている人もいます。
  舶来品は、このように台を自作しなくてはならない物がほとんどで、
  国内品は、ドアの前方コーナー(写真の右側)に付けやすい物が
  ほとんどですが、キャラバンの場合、
  アに付けるとダッシュパネル部で
  隠れてしまうのでまったく駄目です。
  また、セパレート2WAYの場合、他にも色々と難しい点があるので、
  あまり知識の無い方や手間の掛かるのがいやな人には薦めませんし、
  かえって悪くなる事もあるので、俺は責任が持てませんので、
  一応無難な同軸コアキシャル2WAYを薦めておきます。       

【 42 】 運転席
  ここだけを見ると、ボロ商用車には見えないでしょ?
  以上で、終わりです。
  1BOXは、マニアレベルの音作りが
  ほぼ出来ないと言われていますが、
  素人耳レベルでは、かなり満足のいく音が、
  努力しだいで充分出せます。
  今まであきらめていたキャラバンオーナーの皆様、
  頑張りましょう!