【 20 】 フロント座席部−1
この車のような4ナンバー荷車の場合、ボディーそのものに
防音・遮音対策が何もされていません。
そこで、先に強化したドアと共に、ここも強化する事をお勧めします。
なにせ、ここは一番静かにしたい場所なのに、超うるさいエンジンが、
すぐ真下に有る訳ですから、その効果も大きいです。
本題に入りますが、まず、当たり前ですが、内装を全て取り去ります。
そして創新のノックスドール・サウンドダンピングペーストを塗ります。
これは、セメント状のもので、非常に塗りにくく(車内なのでなおさら)
乾燥に1日もかかります。(乾くとカチカチです)
しかも、当時は超高かった。(東急ハンズか通販のみです)
今は幾分お求め安いお値段になったようです。
ちなみに、量は、3リットル必要です。
お金があれば5リットル買って後部座席部もやろう!
非常に、手間隙・お金が掛かりますが、効果は確実にありますヨ。
【 21 】 フロント座席部−2
さらに、鉛シートなどをかぶせます。
これまた、たいそうなお値段となってしまう。
その他に、エンジンルームカバー(助手席部分)をあけると
カバーにグラスウールが貼り付いていますが、これを2重にします。
それからホイールハウスに創新のノックスドール・オートプラストーンを
塗りますが、これは水あめ状のもので、結構手間隙掛かります。
スプレー式の物がカー用品店にありますが、
それは、まったく効果がありません。
1BOX車は、Fタイヤが自分の真下にあるので、
ロードノイズの遮音に効果絶大なのダ!
【 22 】 バッテリー部分
当然、アンプの電源は、バッテリーから直に取ります。
そして、デッキの電源ですが、
一般庶民の方は、デッキの所に来ているハーネスから取りますが、
マニアな方々は、うまくリレーをかませて直取りします。
キャラバンの場合、あまり太い線を使ってしまうと、
バッテリーカバーが締まらなくなってしまいます。
車を加工しない場合、これが限界ですな。
【 23 】 バッテリー付近
特に説明するような事は無い写真ですね。
ちなみに、オーナー以外の方に言っておきますと、
キャラバンのバッテリーは、後部座席の足元の右隅にあります。
【 24 】 運転座席右側
写真の位置に、ラインケーブル・Fスピーカーケーブル・
及びカーナビ関係のケーブルを通しました。
Fスピーカーケーブルには、シールドチューブを被せてあります。
ちなみに、アンプとカーナビ本体は、
後ろのベンチシート下に置いてます。
【 25 】 運転座席左側
こちら側に、全ての電源線を通します。
1BOX車の場合、サイドブレーキレバーから左側が、
普通の車でいうボンネットになっていますので、
こちら側にケーブルを通す事は出来ませんので、
ケーブルを前から後ろに通す場所は、運転座席部のみです。
要するに、「あそこにはオルタネーターが有るからそこを避けて・・・」
などと考えても、無理であるという事です。
【 26 】 運転席足元
当たり前であり、誰でも自然にそうすると思いますが、
足で踏みつけてケーブルが傷まないように、
床のデコボコのへこんだ所を通します。
又、ペダルアームとの干渉にも気をつけましょう。
【 27 】 後部座席右側
電源線以外は、全てここを通しました。
非常にカッコワリーのですが、下側にはナビのケーブルが
しこたま通してあり、干渉を避ける為、ここを通しました。
しかし、ここには、ウーファーがドンッと居座るので、
あまり見えなくなります。
気合の入ってる人は、ボディーを加工して中を通す。
【 28 】 ヒューズブロック&リレー
ヒューズブロックは、アンプの電源ラインに使用。
凄く高いです。これが俺の探した中で最安値でした。
リレーは、デッキの電源に使用したものです。
【 29 】 ヒューズブロック
「アンプにヒューズが付いてるからこんなのいらないでしょ」
と、言うカーステ強化初級者に、設置理由を解説します。
まず、バッテリーを貯水タンク・追加ヒューズを蛇口・
アンプを水を巡回させている高級熱帯魚の入った水槽とします。
悪者がタンクに毒を入れました。 人はそれを神の知らせで気づき
慌てて蛇口を閉めますが、少し蛇口を通過してしまいました。が、
水槽本体にも蛇口が付いていたため慌ててそれも閉じました。
何とか毒は、そこでせき止められ、高級熱帯魚は無事でした。
解りました?
何かの不具合でアンプが壊れるような大電流が流れてしまった場合、
追加ヒューズが切れるまでのタイムラグで少し大電流が
通過してしまいますが、アンプのヒューズで完全ブロックされます。
ゆえに、アンプから追加ヒューズまでのケーブルは、
ある程度長い方が良いとされています。
【 30 】 ウーファー用アンプ
舶来の評判の良いアンプは、買えるわけが無く、
秋葉原で日本製を値切って買ってきます。
ケーブルの紹介の所で説明しましたが、
黒いパネルにコネクタジョイントされているのが
自作延長ゲインコントロールです。
ウーファーのゲインは、音楽に合わせて
手元でコントロール出来たほうが俺的には絶対良いと思います。