□■□ ぷろじぇくとＡ □■□
二〇〇七年四月某日の花の頃、広島旅行（又の名を広島土沖ツアー）を堪能された三人のレディーより、
「葉書作成機」なるステキ機械で作った絵葉書と、個々のメッセージが綴られたお手紙を頂戴致しました。
温かい真心と、熱い土沖魂のこもったレディー達のメッセージに、にゃん鈴大感激っ！！
そして、絵葉書の裏には「おおおお〜！！！」と喜ぶヒミツ文書が記されておりました。
以下、ヒミツ文書の内容。↓↓
臨場感を出したいが為のもので、会話は総ちゃんと土方さん二人のものです。
「土方さん。宮島は素敵でしたね」
「まあ、あんなもんじゃねーか？ ところで総司、メシにしようぜ」
「ここのようですよ！趣きのあるお店ですね」
「あなご飯が有名らしい。･･･腹はすいてるだろう？」
「え･･････（沈黙）」
「あなごって･･･飯って！あの長いやつですよね･･･」
「おい、来たぞ。うまいから食え」
「お･･･美味しそうですね。ああ･･･このご飯とか、タレとかかかっててすごく美味しいですね（にっこり）」
「おい･･･。上のあなごをよけるな」
「でも･･･でも･･･こちらのご飯がとても美味しい！」
「ちっ･･･（舌打ち）おい亭主。このあなごを切ってくれ」
「切る･･･？どうしてです？」
「特別にほら！これなら食えるだろう･･･」
「嫌だなぁ、こんなに刻んじゃって。ああ･･･それにしてもこのご飯、ホントに美味しいですね」
「必ず食え。いいな？」
「ハイハイ。ほらいただきましたよ」
「一切れじゃねーか！そんなん食ったうちに入らねーだろ！」
「あ・・・後で食べますから。どうぞ先に行ってて下さいよ」
「・・・おまえ逃げる気だな。武士は後はみせてはいけない」
続きはｗｅｂで！
嗚呼！素敵っ！！（≧∇≦）
「やっぱ、何処にいようと土沖よね〜ｖ」と喜びとシアワセに浸るにゃん鈴。
最後に書かれた『続きはｗｅｂで！』は、てっきり、レディー達の御邸で続きをＵＰして下さるのだろーと、
ウキウキ＆ワクワク＆ほわほわ気分でおりましたら、１枚のカードがヒラリ。
「続きはｗｅｂで！は･･･お宅のｗｅｂで書いて下さい。という意味です。まってます（にっこり）」
･･･アレ？何か手紙越しに、優しく微笑む三人が見えるけど･･･、錯覚？･･･アレ？（笑）
そんな訳で、浮かれた管理人が妄想したのが以下の文です。↓↓
総司は、追い詰められた小動物のような顔で、向いで腕組みする土方を見上げた。
「土方さん・・・」
「何だ」
「・・・食べきれないと分かっているものは、始めから口を付けない。それが武士と云うものではないでしょうか？」
妙な理屈をひねり出した総司に、土方はニヤリと笑った。
「だが、お前はもう一切れ食った」
「それは、土方さんが・・・」
「人のせいにするのは、武士のする事か？」
「でも・・・」
「食ったものを半端に残すのも、武士のする事じゃないよな？」
土方は、困り顔の総司に畳み掛ける。
「大体、下の飯だけを食うってのも、行儀が悪いんじゃねーのか？」
「それは・・・」
「それは？」
「穴子は、土方さんが食べてくれるかと・・・」
「俺が？」
総司は、大きく頷いた。
「お好きそうでしたから、私の分も差し上げようかと・・・」
「ふーん」
土方は、にっこりと微笑んだ。
組んでいた腕を解き、片手で頬杖をつく。
「総司、知っているか？」
「何をですか？」
「鰻もそうだが、長いものには総じて精の付くものが多い」
「精？」
総司は、首を傾げた。
「俺に代わりに食えというなら、当然、見返りをくれるんだろうな？」
「見返り・・・？」
土方は、総司の前の穴子飯をアゴでさし示した。
「俺が食うなら、今宵一晩付き合って貰おう。・・・覚悟しておけよ」
総司は、耳まで真っ赤になった。
「・・・ちゃんと、自分で頂きます」
「遠慮するな」
「いえ、絶対残しません」
「・・・それは残念だな」
土方は、笑った。
必死に箸を動かす総司を、面白げに見つめる。
「・・・穴子一切れにつき、口吸い一回で請け負うぞ？」
「結構です！」
この妄想文を、お手紙の「お礼」とさせて頂いたのですが、三人のレディー達との遣り取りの結果、
「穴子ウィルスを撒き散らそう」と云う事になりまして（嘘です）、我が家にてＵＰさせて頂く事になりました。
そんなこんなで、サイトＵＰの記念に、『続きはｗｅｂで！その２』（超短文）も妄想してみました。えへ♪
さあ！皆様もご一緒に叫びましょう！！
「ぷろじぇくと アナーゴ！」と！！
※Ａ＝穴子です。ベタですみませーんｖ
最後になりましたが、三人のレディーこと、小梅様、沙羅様、ひなちな様（五十音順）ありがとうございました（≧∇≦）
そして、穴子な企画のＵＰに際し、沢山の素敵なバナーをお作り頂いた幣帛様にも、心より感謝致します（*＾0＾*）
完食しました！！
ザセツしました･･･。