SW2.0大陸編 第３話
オープニング ミドル1 ミドル2 ミドル3 ミドル4 ラストフェイズ
ＧＭ 二日目。何も行動をせず、引きこもりと言う人は手を挙げて下さい。
フェランド 引きこもりではないが、特にこれと言ってすることは無いな
ホルス 調べれるのは、その実地に行って調べるか、この辺の土地を調べてそういうのがいたのを調べるくらいか
ＧＭ そうだな。当然、ネットで調べるのは無理だから、状況的に言って風聞では知ってるけど、もしかしたら地元の人しか
知らないものがある可能性も捨てられないからな
フェランド 「しかし、森の方に早々に調査に行くのも良いですが、王都からの使者が来たときにこちらに誰もいないと言うのは
都合が悪い気がします」
ホルス 「手近なところから話を聞いて回ってみよう」
ラスク 「私はとりあえず、動物の話も聞けることだし、一度森の様子を見に行ってみます」
ホルス 「では、こちらは街で調べておくことにしよう」
ラスク 「よろしくお願いします。それでは」 シャッ！！
ＧＭ そうしたら、それで、ラスカリーナと軍団。
ラスク ラスクは加速装置を使った！シャシャシャ！！
ＧＭ そうしたら、九鬼先生は情報集めもいいけど、フィリップとユーカを連れてブラブラしてくるって
フェランド 「あの二人には色々な意味での休息が必要でしょう」
ホルス 「気分転換をさせてやりたいところだ」
ラスク それは九鬼先生で大丈夫なのかと言う心配が（笑）
ＧＭ 大丈夫ですよ
フェランド 禁軍師範って言う人にものを教える立場だったのだから、大丈夫！のはず
ホルス 先生だからな
ＧＭ そうしたら、まず最初にラスカリーナの方から行きましょう
森に付きますけど、近いですね。森と言っても。ある程度耕作地帯が広がっていてその奥だけど、近辺程度なら
往復で１日で山菜取りに出かけている人とかもいるから。と言うところです。
帰りの時みたいに、異様に静かって事は無く、ごくごく普通に生き物の
ラスク 気配が？
ＧＭ 気配がして、ジャングルのドキュメンタリー番組なんかで聞こえてきそうな音がしてる
ラスク と言う事は、先日来た時とは明らかに印象が変わっているわけだな？
ＧＭ 変わっていると言うか、こっちが普通だろうな
ラスク やはり、何か魔族影響と言うか、結界みたいなものか、それとも紅目の影響だったのだろうか？色々考えるけど
その辺はわからへんのかな？
ＧＭ 動物に話聞く？
ラスク うん
ＧＭ 聞いたら、「おっかねぇ連中が来ていたから逃げてただ」みたいな感じだね
ラスク 「おっかねぇ連中って言うのは、あの館の…」館って言ってもはわからないか
ＧＭ わからへんね
ラスク あっちの方にある
ホルス 石のかたまり
ラスク 石のかたまりか？
ＧＭ 「そんな奥まで行かないからわからないだよ」
ラスク なるほど
ＧＭ まぁ、異変がこの前あった事実という事実しか掴めません
ラスク 「おっかねぇ連中がどっから来たかはわかるかや？」
ＧＭ 「奥だ、奥」
ラスク 奥のほうかぁ。もうちょっと奥の方へ行ってみるか
ＧＭ まぁ、今日中に帰れるレベルでは同じことしか聞けませんね
ラスク どうしようっかなぁ。あまり実入りも無さそうだし…。いったん戻りますか
ＧＭ と言って、ラスクのシーンを終わります。
次に街組み。九鬼先生と残り二人はどこかに出かけていって、君ら二人で適当に
ホルス 長老や、語り部的な人に
ＧＭ 街やからなぁ
ホルス そうか。じゃあ図書館的な物はあるの？
ＧＭ あるね
ホルス じゃあ、そのへん漁ったり、それこそ普通に年寄りにでも話を聞くかな
ラスク 婆さんこの街に住んで長いのかよ？
あ〜ん！？
ホルス 昨日引っ越してきたばっかりだよ
ラスク そんな歳で引越しするなよ！
フェランド では、こちらはこちらでバルカン卿とは別行動をして、冒険者の溜まり場になってそうな所を探して、
魔物退治系の仕事は近頃どこが多いかとかそういう情報を集めますか
ＧＭ では、そっちから始めようか。そういう話を聞きますと大方のパターンとしてはほとんどもう一緒やね。
この付近はどっちかって言うとモンスターの退治は少なくて、主に街道の護衛。んで、開拓民の護衛で一番最初に
行っとって、もうある程度落ち着いたからって冒険者とかの常駐の連中は当然、そんな貧しいところに置いて
おけないし、国の方も雇ってられへんからって引き上げてきて、暫く経ってたのに開拓民の村が全滅したと
いったい、何があったんかいね？その場に居合わせなくて良かったわ。って言う話やね
フェランド やはり、そんなものか
ＧＭ この付近の冒険者のレベルはさほど高くないね。そういう意味で
フェランド 大きな街で平和ということは、そんなに…って言うことだな
ＧＭ もっとフェランドのいた辺境の方なんかだと、そこから先がもうずっと遺跡系が遥か西方まで埋まってるからって
かなり腕に覚えのある連中が行くけど、こっちは行くとすぐに山とかに囲まれていて、さほど大きな遺跡は無いと
言われていて、それでいて森が多いわけだね。行くのがダルいと。そんな森がいっぱいあるところに地下遺跡なんて
さほどあるわけ無いやん。って感じ
ラスク 実入りが無いから冒険者が集まれへんってことか
ＧＭ そうそう。そういうパターンやね
まぁ、そういうレベルです。バルカン卿の方に関して言うと、図書室行ってもさほどそんなこの街ができて以来の
成り立ちとかはあるけど、そんなモンスターに襲われて、例えば昔の軍人が英国無双みたいにバッタバッタと敵を
薙ぎ倒して、最後に敵のモンスターの中に単身飛び込んで爆死しました。なんて話はまったく無く
ラスク 無いのか
ホルス 言い伝え的な感じの民族史みたいな？
ＧＭ とかも、さほど無いな。割と元々この地には神様がおってみたいな感じで
フェランド 温暖、肥沃な森林地帯であれば、食料の争いは起き辛いから、そこまで殺伐とした歴史は無いだろうな
ホルス あとは適当に古そうな店を回って、ちょろっと買って話を聞くみたいな。昔はどうだった？とか
ＧＭ 「昔は昔。今は今。戦争が無くなって良い時代になりましたよ」
ホルス 「モンスターに襲われたりとかは無いのかい」
ＧＭ 「それはこういった世界ですから無いとはいえませんけどね。いつ何処で人が襲ってくるよりかはよっぽど
気が楽ですよ。幸いにしてこの街はあまり大きな戦争には巻き込まれていませんが、ここから兵隊として
連れられていって帰って来なかった者達もたくさんおりますからのぅ」
ホルス 特にそれらしいことは聞けないって感じかね？
ＧＭ そんな感じやね
そうしたら、帰りに声をかけられる
ホルス なんだと？
ＧＭ なんて声をかけるか戸惑っている感じだけど、見るからに軍人の人だね
ホルス 「何か話があるのなら聞くが」
ＧＭ 「お久しぶりでございます。と言っても覚えておられはしませんでしょうが…」
ホルス 覚えてる？
ＧＭ 言われみたらなぁ、そう言えば確か南方戦線行った時に部隊長に一人こんなヤツもおった気がするってレベルやな
ラスク 人違いです！私、バルカンなんて名前じゃありません
皆 （笑）
フェランド 言ってる、言ってる！
ホルス 「こちらの事は何も言えんが、話があると言うのなら、聞かせてもらおう」
ＧＭ 「話があると言うか…」
ラスク 知り合いがおるから声かけたくらいか
ＧＭ そうそう
ＧＭ 「このような事を言っては失礼ですが、都の方で、流罪に処されたということで一体何があったのか？とこちらでも
話になっておりましたのですが」
「今日、街でそれらしい人がいるという噂を聞きましたので、探させてもらっていただいていたのですよ」
ラスク 目立ってんだ
フェランド さすがに判るに人には判るでしょう
ＧＭ 極々一部の知ってる人は、アレ？
フェランド バルカン卿にそっくりな人がいる？って？
ＧＭ 雰囲気がやっぱあるからさ。流罪って言うとったハズやが、なんでこっち来てるのかなぁ？って
フェランド 流刑先は北東だったっけ。北の果てに流罪のはずが、南の街にいれば
ラスク それはおかしいと思うよな
ＧＭ それで、なんかあったんかな？って話
ラスク バルカン卿のコスプレだとは思われへんかったんや
ＧＭ イスカイアの魔道鎧の赤いヤツなんかは普通に使ってる冒険者も多いけど、やっぱ、その、ね
ラスク やっぱ貫禄は隠しきれませんか
ホルス 「まぁ、色々とあってな。お主はここにはどうして？」
ＧＭ 「元々、私、こちらの出身だったのですよ。あの時、こちらの方から隊を率いて参加させてもらってましたから。
名目的にはサラミスの街は中立でしたが…」
ホルス 「では、お主はここは古いのか」
ＧＭ 「古いというか、元々こちらの街の人間ですので、今のこっちの軍隊で働いてますよ」
「バルカン、おっと名前はマズいですな。ホルス殿はいったいどのようなご用件でこの街に？もし、仕官とかでしたら
当然ながら、ウチの方もそんなもの気にする人じゃないですから、私達としては大歓迎ですが」
ホルス 「いや、故あっての旅なので、仕官の事はお受けできぬが…。ただ、来る途中に森の方で異変を感じたのだが」
ＧＭ 「森ですか。例の開拓団が全滅したと言う話ですね」
ホルス 「うむ」
ＧＭ 「ひょっとして、その時のモンスターを退治していただいたのはホルス将軍達だったのですか」
フェランド 達って、我等の存在バレているのか
ＧＭ さすがに一人って事は無いからなぁ。軍人が単身森に行くってありえへんやん
フェランド 確かにそうだな
ＧＭ やっぱ、レンジャーなり、シーフなり、スカウトなりを雇って行くって言う感覚やからさ
ホルス 「なに、大したことはしておらんが、ただ、その森を通ったときにない行きには感じられたモンスターの気配が、
帰りには、既に全く感じられるほど、モンスターどころか、普通の動物の気配すらせぬようになっておってな」
ＧＭ 「解せぬ話ですね」
ホルス 「それで、このあたりの歴史などを調べて、モンスターがいたかどうかなどを調べていたのだがな」
ＧＭ 「そうですね、簡単な概略くらいしか私も判りませんが、そのような話は、そうですねぇ…。ウチのじっ様からも
聞いたことはないですねぇ。やはりそういう、ある程度強力なモンスターなどが襲ってくる地域はここからさらに
南に行くとありまして、時期的なものというのは記録されて、警戒されますけど、この付近ではねぇ」
ホルス 「過去、この辺りが蛮族の地であったとか、そのようなことは？」
ＧＭ 「今は人間の方の勢力が広いですけど、と言っても元々サラミスの街は人が自然に寄り集まってできたところなんで、
あまり蛮族というのは関係なかったですねぇ」
「まぁ、その分、こちらの方も若干、結束力が緩いと言いますか…」と苦笑しながら
ホルス 「そうか」
ＧＭ 「日和見が若干あるところがあるんですけどねぇ」
ホルス 「まぁ、判らぬのならば仕方が無い。とりあえず暫くこちらはこの街に逗留しておるので、何か思いつくようなことが
あったら教えてくれ」
ＧＭ 「判りました。このようなことを言うとなんですが、もしかしたら、こちらからも何かお願いすることがあるかもしれませんが
お泊りの場所は？」
ホルス 普通に答えるよ
ＧＭ ちょっと、うーんという顔をされて
「そうですよねぇ、身分を隠しておられるんでしたら、それくらいの所で仕方ありませんねぇ」
ホルス 適当に偽名だけ言って、マスターに言ってもらえるように
ＧＭ 「ありがとうございます。ちょっとこちらの方でも調べてみましょう」
ホルス 「うむ。よろしく頼む」
ＧＭ 「それでは」
ホルス では、こんなところで帰りますかな
ＧＭ と言った所で一日が終わりますね