SW2.0大陸編 第3話

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 G M :んじゃ、第三回始めますか
 G M :前回ああいう形で話が終わりまして、一度君たちはサラミスの街に戻ってきました。
 ラスク :前回から日にちはそれほど?
 G M :全然経ってない。帰ってきたばっかりやね。
      野営とか、エピローグの話がちょろっとあって戻ってきて今のところスグって感じだね
 G M :戻ってきて早々でサングマインが口を開きますね。
      「んー。本当だったら、みんなで報告に戻るというのも一つのテなんだけど、森の様子が気になるんだよなー」
フェランド:「森の様子とは、どういうことだ?」
 G M :「いやー、別に。あれだけモンスターがいたじゃない?」
フェランド:「うむ」
 G M :「帰り、いきなり静かになっただろ?」
フェランド:「確かに」
 G M :「普通じゃないんだよね」
フェランド:「普通では無いと言うが、行き道のあの数も些か普通とは言い難いものがあったが」
 G M :「だろ?それが帰りはゼロだ。明らかにおかしいよ」
フェランド:「極端にすぎるということか」
 G M :「そう」
      「ボクはねぇ、都の方で話もあるんで、どうしても帰らなきゃなんないんだけど…。
       ねぇ?ボク達が帰った後にこの街がモンスターの大群によって全滅したってなったら寝起きが悪いだろ?」
 G M :「まぁ、次どこに行くかって言うアテも無いことだし、アテが無いって言うのも言葉が悪いけど、良ければ
      ボクだけ先に帰って、君達は残っていてくれないかな?」
フェランド:「私は一向に構わないが」
 ホルス :「報告は卿に任せ、こちらの方で色々と探ってみよう」
 G M :「そうだね。悪いけど、ちょっと頼むよ。そういうことで、九鬼先生とフィリップ君達もよろしく頼むね」
      「ボクはもう、このままこちらの街へは逗留せずにこの足で王都の方に帰るから」
      と言ってサングマインが去っていきます。
 ホルス :サングマインは何か知らんの?
 G M :何が?
 ホルス :エルフやんな?
 G M :エルフやで
 ホルス :こういう、森の異変とかについて
 G M :だから、明らかにおかしいやろって
 ホルス :って思うだけで、特にアテがあるわけではない?
フェランド:森の精霊さんと話せるわけではないからなぁ
 G M :普通考えてみてあんな凶悪なモンスターがボコボコおるところに開拓の村なんか作りに行けへんから、
      それを考えたら、普通はもうちょっと安全なはずやわな。
フェランド:まず、あんな凶悪なモンスターが数多く出ると言う時点でおかしい。
 G M :そう。普通はゴルゴルだとかの程度は確かにおるけど、そんなに数はおらへんから、人がやってきて、
      追いやったらどんどん奥に行く。そのうち、やがて人が密猟とかすると、アフリカみたいになるってパターンが
      ほとんどだな。
フェランド:モンスターはそのうち人間に保護される。と
 G M :5レベルや6レベルあっても人の数の暴力の前には負けていくと。ただ、12レベル、あの花のヤツに囲まれたり
      とかそういう話は今まであったことはない。比較的こっち方面は南方の穏やかな所って知られていたから、明らかに
      おかしいだろうってところやね。それが、また帰りにはピッタリ無くなったと。突然変異で5匹だけというふうに
      しても、それはそれでおかしい話やし。というところですね。
 ラスク :サングマインの言動自体にそんな気になるところはなかったん?
 G M :何も無いね。なんでヤツが行かないとアカンねん。ってツッコミは入るかもしれんが
 ラスク :そこにツッコミたかったんやけど、まぁ、エエかなぁと
フェランド:面子的に考えると、九鬼さんかサングマインが妥当と言えば妥当だからな
 ホルス :NPCだからか
フェランド:NPCだと言うのもあるけど
 ホルス :高貴な人やったやんな?確か
 G M :高貴ではないよ
フェランド:そういうのを置いておいても、蕎麦屋の親父のツテで怪しく参加したヤツと、王都に行きたくないヤツと、
      一応罪人。という事を考えると、あんまりここらへんは行かない方が良いと言う事になるよな
 ラスク :まぁ、妥当は妥当やねんけどね
フェランド:戦力的にはフィリップ君に行ってもらうのが一番良いのだがね(笑)
 ホルス :けど、アレを一人にするのもある意味不安と言えば不安
フェランド:と、言うことなんだよな
 ラスク :王都まで辿り着けませんでした。チーン!みたいな(笑)
 G M :もうちょっとレベルが上がっていればワイバーンに乗ってひとっ走りってなるんだけどね
 ラスク :まぁ、それはそれとして
      「サングマインは行っちゃったけど、とりあえずどうする?森に戻る?」
 G M :宿のアテもありません(笑)
フェランド:「まずは、ここでの落ち着き先を探すのが先決でしょう」
 ホルス :じゃ、適当に宿を取って…。昼?夜?
 G M :まだ、そんなに経っていない2時か3時か。そんなモンかな?宿は適当に見つかるよ
フェランド:どれくらいのクラスの宿にするのだ?
 ホルス :え?そりゃ当然個室付き
フェランド:冒険者だと、普通は女性を別にして大部屋な気がするのだが、個室ってVIP待遇じゃないか?
 G M :別にVIPってワケじゃないな。こっち方面は炭鉱とかあるし、商売目的で来る人も多いから個室はわりと普通
      まぁ、冒険者は確かに大部屋使ってることも多いけど、君達くらいのある程度以上に成功している人たちは
      個室を使うのが一般的だね。
フェランド:そういうことなら問題ないな
 ホルス :それなりに有名人だからね
フェランド:装備品とか見たら普通以上な事が判るから、無理に大部屋で雑魚寝してたら無理に身分を隠そうとしている感が
      出て、かえって怪しいか
 ホルス :話す内容も聞かせて良いものじゃないからね
 G M :ま、この日はこれで終わりましょう。街の方もこれと言って変わった様子も無い
 ラスク :それとなく聞き込みをしてみるけど、モンスターの被害が増えたとかそういうことは?
 G M :そういうのは無いね。開拓村が全滅したと言ってもこっちの方には被害が来ていないから、「開拓村が全滅した
      そうだ。おっかねぇ」「モンスターの大群とかでもいるのかねぇ」「なにか有名な冒険者様達が退治してくれた
      そうだ」
 ラスク :有名じゃないよ?
 ホルス :噂にはなってるってことかな
フェランド:たぶん今頃、自分達が退治した!って吹聴している冒険者がどこかにいるハズだ
 G M :なんでも神の島に行って、そこから帰ってきたとか言う連中が退治したとか言う話が流れています
フェランド:エテとかがしつこく出てくるのか?
 G M :そっちは呪われた島。こっちは次のクリスタニア軍団だな
フェランド:ということは、テューレ達か
 G M :まぁ、そういう怪しい話だけです。

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