STORY 4   第16話〜第20話 go to story3go to story5

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第16話 アグル誕生

遂に、ウルトラマンアグルの誕生の物語が明らかに!
我夢の場合と違い、確かに「地球に選ばれた」と思われる藤宮君。この時18歳か19歳。
彼は人類を導くために光量子コンピュータ「クリシス」を開発。
しかし、クリシスがはじき出した未来予測は「近未来、地球と人類に破滅をもたらす根源的破滅招来体が襲い来る」という誰も予想もしなかったものだった。地球の破滅を回避するには「人類」の削除しかないというクリシスの回答。それでも藤宮くんは、地球と人類を救う方法を探して、そして何より地球の本当の気持ちを知りたいと、地球にもっとも近い場所「プロノーンカラモス」へ向かうのだ。そこで彼の元に届けられた地球の意志とは!?

稲森京子博士が初登場。藤宮君の恋人、ハムスターの「リリー」も初登場です。(うちのハムちゃんの名前の由来がわかりましたか?(笑))

story16
fujimiya:
「リリー、おまえも歴史の目撃者だ」
inamori:
「かわいい恋人ね。」
fujimiya:
「実験用だったんですけど目が合っちゃって」


それにしても、4年(3年?)もの間、たった一人でウルトラマンとして、地球と人類を見てきたというのは衝撃です。
そして、たどり着いたのが「人類を削除しなければならない」という結論だとは悲しすぎる!でもこれは、誰でもない地球を汚し続ける人類自信の責任でもあることを忘れてはいけない。でも彼はまだ迷っています。本当に人類を削除するつもりなら、今すぐにでもアグルの力で町を破壊すればいいのだから。


第17話 天の影 地の光

次の「アグル対ガイア」とは続きになってます。
遂に、行動を開始するアグルです。

XIGは地球へ接近する謎の巨大生命体ディグローブを発見。このまま地球に衝突すれば、壊滅的な打撃を受けることになる。いろいろ手を尽くすが効果はなし。その頃藤宮くんは、地中で眠るゾンネルをアグルのエネルギーで復活させます。ゾンネルの体内では核融合が起きており、このエネルギーをディグローブにぶつけて破壊しようというのだ。
突如山中に出現したゾンネルに対し出撃した我夢はそこに藤宮の姿を発見。
「協力しないのなら、せめて俺の邪魔だけはするな!」そう言って姿を消す藤宮くんです。
我夢も、ゾンネルのエネルギーでディグローブを破壊できるかもしれないと思いつき、シミュレーションしてみます。そして、藤宮の「残酷な計算」を知るのだった・・・。

我夢と藤宮の人類に対する考え方の違いが、はっきり主張された前後編です。
藤宮作、怪獣コントロール装置も(後の「パーセル」)初登場。
余談ですが、ゾンネル好きだなあ(笑)

第18話 アグル対ガイア

何よりインパクトがあったのは「巨大アグル」対「等身大ガイア」の図。これはすごいっス!思わず笑えるくらいすごいよ。いや、悪い意味じゃなくてね、人間、心底驚いたときは笑うんだよ!
それにしても、地球防衛機構の基地を(正気で)攻撃するウルトラマンなんて初めてでは!?
でも、あくまで計器をいじって落とそうとしてたんですよね。アグルに変身して破壊するつもりはなかったようだし。落ちるまでには乗員も脱出するだろう、と。デモンストレーションの意味合いが濃かったようです。
そして、藤宮くんが玲子さんに自分が青いウルトラマンだと告白する回でもあります。
「あんたの言うとおりかもな。俺は誰かに言いたかったのかもしれない。」
結論はとうの昔に出したはずなのに、それでも迷ってるからこそ、誰かにキミは間違っていないよって言って欲しいんだろうなあ。ヒトは一人では生きていけない。この行動は、結局は自分で自分の結論を否定してるのだ。

「ウルトラマンは地球を守る者だ。地球を汚し続ける人類まで守る義務はない!」とは藤宮くん。
「僕はただ思い込んでいただけなのか?ウルトラマンは地球と人類を救う光だって。じゃあどうして地球はあいつにアグルの力を与えたんだ?どうしてなんだー!?」我夢の叫びが廃屋にこだまする。

因みに、タイトルが「アグル対ガイア」なのは、怪獣映画の鉄則で勝つ方が前にくるからなんだって。

第19話 迷宮のリリア

敦子さん話。お姉さんの律子さんも初登場です。
なんと、小さい時の敦子は友達がいないイジメられっこだったらしい。信じられないが。
そういう経験があるにもかかわらず、我夢をいじめるなんてものすごく怖い奴ですよね。しかも、ゲーセン荒らしだったっつうことは、お決まりの不良少女だよねえ(^^;う〜ん、どうやって更正したんだろう?やっぱ、梶尾さんをどこかで見て、「あの人に相応しい女になるわ!」ってがんばったんだろうか??
いや、これはそういうお話ではないんですけどね。
※すみません、敦子さんはあんまし好きじゃないのだ。怖そうなんだモン。

第20話 滅亡の化石

すごく好きな、印象深い回の一つです。

ガイアが現れたときの藤宮くんの表情とか。「やっぱりな」って顔するの。
そして、我夢の「僕は守りたい、いや、守ってみせる!」って台詞も印象的。
後に何度もリピートされる、とっさに、少女をかばってしまう藤宮くんとか。助けてしまった後のリアクションが痛々しい。
須貝助教授も怪しすぎ(笑)

藤宮くんの部屋に監禁されながら我夢が言います。「君は、一番簡単な答を選んでるだけだ!もっと悩んで苦しめば別の答えが見つかるはずだ!」しかし、それって3年以上悩んでる人間に言う言葉か!?とちょっと思っちゃいましたが、藤宮くんの場合は、答えが先にあって納得するのに3年って感じだもんね。別の答えを見つけて欲しい!

余談ですが、ゲシェンクも好き。声が異様にかわいいんだ、こいつ。


gamu:
「僕は大切なモノを守りたいだけだ!
君にはないのか!? 守りたい大切なものが!」


gamu:
「藤宮、君にも心があるはずだ。心が・・!」


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