ストレスにどう対処するか
だれでも、多かれ少なかれストレスはあるものです。
が、同じ状況でも、人それぞれストレスの受け方は違います。
結婚すると、二人は毎日顔を合わせることになります。
毎日「大草原の小さな家」に出てくるような、あんな見事な夫婦ぶりで過ごせる人はめったにいません。
長い夫婦生活の中では、相手のいろいろな顔を見なければならなくなります。
時には相手のストレスのためにもう一方が苦しめられることになってしまったりすることも起こります。
ストレスが起こるのは当然です。
それが相手に影響が及ぶという点も仕方ありません。
が、少なくとも、他人とともに暮らしているのですから、
わけもかわらず、相手を自分のストレスに巻き込むのはよくないです。
今、自分が「なにに苦しんでいるのか」認識することが大切です。
相手にその気持ちをきちんと伝えることで気持ちが楽になるかもしれません。
子供が生まれてから、新たに起こってくるストレスがあります。
ストレスの原因がわかると、対処の方法も自ずから見えてくるかもしれません。
あなたは、子供が生まれてからどんなストレスが発生したと感じていますか。
1 | 体型や容姿の変化 |
2 | 親としての能力や不安 |
3 | 肉体的疲労・気分のムラ |
4 | 自由時間の喪失 |
5 | 子供の誕生のために起こる新たな雑用 |
6 | 口出ししてくる親戚 |
7 | その他(性の不一致など) |
上記の1〜3は主に女性、4〜6は男性がストレスとして感じることが多いようです。
否定的な部分と肯定的な部分のどちらに注目しやすいタイプかで、
ストレスを感じる度合いも違ってきます。
肯定的な感情をもった人は、曇り空の中に青空を見つけます。
明るく楽天的なので、ストレスを受けても、
その出来事をそれほど大変ではなかったと記憶する傾向があります。
否定的な感情をもっている人の場合、青空の中に雲を見つけて嘆きます。
ストレスを受けると、悪いことばかりが記憶に残る傾向があります。
ある雪の日、赤ちゃんにやっとの思いでスノースーツを着せました。
途端に赤ちゃんはウンチをしました。
Aさんは、「10時に家を出ないと幼児教室に遅れてしまう」と思うと、イライラして、
思わずそばで煙草を吸っていた夫に当たってしまいました。
Bさんは、同じ状況でありながら、
スノースーツの我が子があんまりかわいかったので、うっとりしていました。
そして、ウンチの音がしたときも、ブリブリ・・・という音がとっても愉快だったので、
笑いながら「まあ、しかたのない坊やだこと」と言い、
楽しそうに着替えに取りかかりました。
さあ、あなたはどんなことでストレスを感じますか。
そして、そのとき、どう対処していますか。