トルファン市近郊の鄯善県の砂漠地域で新規植林(日中緑化交流基金による)の植樹式が2007年4月6日に行われました。
天気は快晴といいますと、日本の感覚ではああ良かったですねというところですが、ここでは、去年の4月から雨は一滴も降っていないということですから、今日も晴れは当たり前の話ですが、ここでは天山の万年雪というか氷の融水を使っての植林ですから、何処でもOKというわけには行きません。
僅かな地表水か、伏流水、あるいは地下水を利用することで植林が成り立つことになります。
この地域の植林プロジェクトとしては既に、ドイツと韓国が入っていますので、日本の参入で賑やかになるでしょう。
植樹式には数百名の人たちが参加し、特に小学生上級くらいから中学生くらい年齢層の参加者が多かったので、私のスピーチも少年・少女達に対し、今後の植林参加の呼びかけとさらに次の世代へ語りついで欲しいということを話しました。
また中国の諺「前人栽樹、后人乗涼」を引用し、子孫のため、地球環境改善のために努力(植林)をしましょうと話しました。(小澤普照)