森林経営管理の国際動向 4






1.森林条約問題については、地球サミット以降、途上国の考え方にも変化が生じ、カナダ、ヨーロッパ諸国の強い実現要望もあり、その後も論議も継続されているが、1997年6月開催の国連特別総会においても具体化についての前進は見られていない。(注、進展が見られれば今後本欄において紹介の予定)

2.サミット以降、森林の持続的経営についての具体化について国際会合が頻繁に開催されている。
1996年11月高知県で開催された国際ワークショップもその一つである。
ここでは森林に関する研究面及び普及面での進展に焦点を当てながら進められたもので日本からもケーススタディとして、森沢(高知)から四万十川流域森林について、小澤(東京)から今治地方の森林管理について発表を行った。
なおこのワークショップのまとめは、森林に関する「ニューカルチャー」の確立という形でまとめられ、国連森林関係パネル等に報告された。
なお、本ワークショップについては共同開催国のカナダ政府からインターネットを通じて内容が発信されているので、URLを下記に表示するので関心のある人はアクセスしていただきたい。

http://www.NRCan.gc.ca/cfs/kochi/


また小澤の発表に直接アクセスされる方は次のURLをクリックして下さい。
http://www.NRCan.gc.ca/cfs/kochi/papers/ozawa_e.html