我が国の木材需要は戦後増加を続け昭和48年の1億1、758万立方メートル(丸太換算)がピーク。
その後、1億立方メートルを割ることもあったが、昭和62年以降は1億立方メートルを超える水準で推移し、平成8年は1億1、330万立方メートルと見込まれている。
国産材の比率は最近低下し、全体の約2割(2,300万立方メートル)となっているが、国産材の供給がもっとも多かった昭和45年には約5千万立方メートルで全体の3分の2を占めていた。
輸入材は年々増加し、一番多い米材(米国及びカナダ)は平成8年では、丸太704万立方メートル、製材品784万立方メートルとなっている。
南洋材は、丸太559万立方メートル、製材品89万立方メートル。
北洋材は、丸太542万立方メートル、製材品41万立方メートル。
ニュージーランド材は近年増加し丸太214万立方メートル、製材品28万立方メートル。
この他欧州やアフリカからの輸入もある。
また合板は合計531万立方メートルが輸入されその61パーセントはインドネシアからの輸入で占められている。