国有林の昨日・今日・明日2




現在の国有林は昭和22年3月31日法律第38号をもって公布された、国有林野事業特別会計法を根拠として昭和22年4月1日に発足した。
同法第1条「国有林野事業を企業的に運営し、その健全な発達に資するため、特別会計を設置し、一般会計と区分して経理する」
これが企業会計、独立採算方式と呼ばれるものである。
母体となった森林は、農林省山林局所管413万ha、宮内省帝室林野局所管129万ha、内務省(北海道庁)所管243万haである。