日本型エコハウスとして最近評判の「きなりの家」(東京都日野市)について紹介します。
この家は2000年12月完成。基本的には鉄筋コンクリート3階建ての14戸の集合住宅ですが、内装などは木を多用、化学物質を使わないというこだわりから、無垢材を用いているとのことです。
周辺にビオトープを配置し、特徴は屋上で、土を入れて家庭菜園、ソーラーシステム、風力発電で共用部分の電気をまかなうことができます。
「きなりの家」はホームページを発信しているので情報が得られやすいという特徴があります。
先ず、パースをご覧ください。
http://member.nifty.ne.jp/ambiex/ev_hino_ill01.htm
次に建築工事過程における現場日記が参考になります。
http://members.tripod.co.jp/EcoVillage_Hino/gemba-nikki0012.html
国土交通省はビルの屋上に草木を植える「屋上緑化」の普及策として、ビル建設事業者が屋上緑化を行う場合は、容積率を緩和する制度の導入を地方自治体に促す方向という。
東京都は既に、屋上をすべて緑化すれば、まるまる1階分の床面積を増やせるという。
(以上、2001年5月14日、日本経済新聞)