−よもやま話-その17−
所長のコジーノです。話の流れが途切れぬように「短期超集中連載」の当コーナーですが、今回も
前回からの続きです。殆ど「騙された!」カラーラーをアンインストールし、「My Shade2」を絶望的な気分でインストールし
直しました。因みに「カラーラ」はこの時点から現在まで1度も使用していません・・・クソッ。
メタセコからDXFで吐き出したモデルを、Shadeで読み込んだ感想は当初「変更→変換」するのを気
づかなかったので「うわぁ!凸凹じゃないあかぁぁぁ!」と驚愕しましたが、上の事に気づきレンダリングし
てみると、速度、品質の点で問題がないようなので「ホッと」しました。
次に「髪」のテストをしてみました。当初髪型もメタセコで作成した物だったのですが「ラップ」マッピングが
出来ず、髪の毛だけはShadeのモデラーで作ることを余儀なくされました。「まぁ、髪の毛だけなら・・・」と
この時は軽く考えていましたが、「髪型」だけとは言え思った以上にモデリングに「苦労」させられ、自由曲
面にしか「ラップマップ」出来ない事が後々致命的な問題点となるのですが・・・・・・。1度は「挫折」したShadeでしたが、問題の「モデラー」をメタセコで解決したら決して出来の悪いソフト
では無い事がわかりました。ソフトの動作自体は軽快だし、今まで使用してきたソフトの様に「フリーズ・
落ちる」事は最後まで殆ど出会わなかったです。この後2000年の「春のmomo展」まで、モデリング→テストレンダリング→問題点発見!→修正→テスト
→発見→修正→・・・・・・を際限なく繰り返し、初の人間モデル「女No.A」を完成させ出展しました。
出来は「女No.C」以上の「バケモノ」だったので推して計るべしです。(データーは当時「CD-Rドライブ」
など大容量のバックアップが出来るものを所有していなかったので、消失しました)モデリング→テストレンダリング→問題点発見!→修正→テスト・・・を繰り返しつつ作業をつづけ「研究
成果」の「ポケット・アース」がナンバリング的には「G」になります。
けれどこの頃から切実な問題に直面しだしました。何かと言うと「投影マッピング」しか出来ないという事が
絵を作る上で「制約」になりだしたのです。結局これがこの作品で限界を迎え、気を取り直し「面光源」に
何か活路を見出そうと作成していた「Final Shade」にてShadeと決別を決めました。メタセコ+My Shadeで約2年間、一部の「ラジオシティ」作品を除き「人型の女性モデル」ばかりを作成
してきたので、2000年前後にピークを迎えた「美少女CG」を掲載しているサイト(作る人)と思われていると
思いますが、自分自身はその様なつもりは有りませんでした
因みに「My Shede2」の購入を決めたのは「テライユキ」を目にしたからでもありません。個人的には「テラ
イユキは好きでは無かったです。もちろん自分の作るものが彼女より上などと全然思っていませんが、なんと
なく「人工的」な所が好きではありませんでした。
それより自分の中に「Shade!」と強く印象づけたのは「GW」誌の1999年5月号「究極の美少女を作る」
と言うコーナーで掲載されていた幾つかの作品の1つ「バニーガール」がそれでした。
この他にもLWで由水桂さんが作られた「永瀬麗子」、SIで「サイレントヒル」用に作成された「登場人物」
の紹介記事と掲載されていましたが、見劣りする物ではなく「おお!スゲー!!」と驚いた記憶があります。
その「バニーガール」の作者は沖考智さんで、後にShadeユーザー拡大の最功労者「飛飛」(?)を作成
されるその人でした。後の「飛飛」と比較すると所々及ばぬ個所が見えますが、今見ても 決して「古く」感じ
る作品では無く、当時の僕には強烈な印象を抱かせ「My Shade2」購入を決断へと導いた1つの要因だと
思いますね。あとShadeを購入してまで作成したかったのは「人のいる風景」でした。この辺は曖昧なところですが俗に
言う「ニコパチ」グラビアのような物は制作したい物では無かったので、極力してこなかったつもりです。
今後作成するかも知れない(あくまでも予定 笑)のであまり話せませんが、1つだけ例にとると「Brilliant」
はあの様に「人間」ではなく、インド神話の人面蛇身聖獣「ナーガ」を置く予定でした。アイデア的には、ある
城の絵画の回廊を、ある進入者から死守すると言う物でした。
幾つかのテストをしましたが・・・結局「マッピング」が足枷となりました。半身人間で半身は「蛇」ですからね。
「Brilliant」以降もマッピングには悩ませられ続けました。特に衣服は殆ど「無地」以外再現しようがなかった
し、首もねじってモデリングするとマッピングを正確に貼るのが事実上不可能なので、メタセコ上で首から下を
曲げたモデリングをしていました。聞くと簡単かもしれませんが意外にバランスを取るのが困難ですよ(笑)。結局2年近く自分の「アイデア」を形にするのが、色々な制約(自分の技量不足も含む)により実現できて
なかったのが現実でしたが、「手抜き」や「やっつけ仕事」はしていません。ある個人的なコダワリを持ってその
時、その時に出来ることを、全力で制作していたのは胸を張って言える事かも知れません。
でも「Reindeer Stop」だけは気に入ってます。未だに当時の「momo展」に出せなかったのは凄く後悔が
ありますが「Wanderes」にどっぷり時間も忘れはまってしまい、締め切りに間に合いませんでした。(因みに
はまっていたのは#3の「HOF」です。汗)で、結局「光明」を見出せなくなった僕は、何かと話題で、「体験版」の感触も大変よく何より財源的に
購入限界内で買える事実を知った「CINEMA4D ART」を突発的に購入するのです・・・・・・。今エピソード最終話その18へと続きます・・・。
2002/08/21記す。