多血質
多血質の人は血色がとてもよく、皮膚がきれいで、 均整のとれた体格の持ち主が多いです。 多血質の人を後ろから見ると、踊るようにつま先立って歩いています。 感情は刺激されやすく、快や不快、喜びや悲しみに敏感ですが、 とくに楽しいことが大好きです。 世の中のあらゆることに関心をもち、社交的です。 心配事は好きではなく、ユーモアがあって明るい人柄です。 なにかしようというと、よし、しようとすぐのってきます。 が、すぐまたイヤになって、イチ抜けたというのも多血質です。 出来上がった人格、自分で作り上げた人格というよりも 生まれつきの子どものころからの性格が最後まで続いているようなところがあります。 したがって、とても人好きもするし、感じのいい人が多いのですが、 案外あてになりません。 思考力の点では、思いつきも想像力も豊かですが、 ものの考え方にはかなり遊びの部分がふくまれて、 徹底的に突き詰める態度には不向きなのです。 すぐに判断を下すのですが、それも熟慮の末ではないのです。 意志の面では、持続力に欠けていて、中途で投げ出しがちです。 自分をコントロールしにくく、印象に左右されやすいタイプです。 多血質の人の性格というのが、アストラル体の特徴とまったく同じと言えます。 変化するアストラル体がその人間の気質の中で中心の働きをすると多血質の人が生まれてきます。 (トロクスラーの話) |