たにえみ

かあさま上演記録

2006/3/24 川口リリア

リリア

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劇場だ!劇場だ!劇場だ!久しぶりの劇場です!!おぉ~天井高いゾ、バトンがあるゾ、スポットもたくさんあるある!(笑)おまけに今回は、なんたって商工会議所女性会の主催。予算もあるある 嬉しいゾと(涙々)

スチールもプロにお願いすることが出来ました。各画像はクリックで拡大表示出来ます(要javascript on)。眺めていってくださいませ*smile*

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さて、浮かれてばかりもいられません。2回に渡り、会館のスタッフさん達と打ち合わせはしたものの、稽古を見て頂くこともなく、本番。お互いプロとはいえ、それなりに厳しいと覚悟・・・しかし!照明・音響ともに、私の呼吸、気にしていることを察して頂き、とても嬉しく、安心して舞台をつとめることが出来ました。

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当日のリハーサルから本番まで、スタッフみなさん、本当にありがとうございました。そして、観て下さった皆さんにも感謝。芝居の成果は、本人にはわからないものなのです。応援し続けて下さっている記者さんから頂いた感想と、掲載記事で報告にかえさせて下さい。

禁無断転載


リハーサル中 photo by黒部 侑@スタジオ21

さいたま新聞 2006年4月13日付け掲載記事 さいたま新聞 2006年4月13日付け掲載記事クリックで原寸表示します


「空のかあさま」は何度も見ているはずなのに“新鮮”でした。その都度感動を受けたことは間違いないのですが、今回はどこか違っていました。

当初このお芝居に接した印象は「詩の言葉」とこれをつないでいく言葉(語り・ストーリー)の巧みさ(演じる女優も)でした。「詩」を苦悩を昇華した上での言葉の結晶、と言えば美しい響きを伴った心地よいもの、として受け止めることができるでしょう。その境界線が見えなくなったのがきょうの舞台です。美しさと残酷さが綯い交ぜになって境界線上を漂う不安。僕はみすゞの苦悩の深淵をのぞき込んだのかも知れない。

「認識の境界」、そのぎりぎりまで行き着く作業は容易なことではありませんよ谷さん! あんたも、とんだ作品に巡り会ったもんだ。女優の幸せ、というものでしょうね。恐らく、この作品はどのように演じることもできる。人それぞれによって、受け止め方も違ってくる。こういう作品は滅多にないでしょう。

◆きょうの公演、差し当たって「川口商議所女性会が10周年を記念して上演した」というだけを書くつもりです。*宮武 侚史恐るべし!。僕はビビッていて、立ち向かうには少し時間が必要です。

written by 近田 洋一(ジャーナリスト)

* 空のかあさま 作者。谷 英美の演劇の師。