気まぐれ鉄道エッセイシリーズ
2001年10月28日開設
鉄路雑感
毎月第2土曜日更新
日本鉄道友の会非公認ページ
皆さん、こんにちわ。私の部屋へようこそ。私はこの1号室の住人、岡蒸気小鉄です。
この部屋の案内役として管理人から任命されたわけでもないけど、まあ勝手に
なっちゃいました。みんなそうしてるし、気にしない。気にしない。
この部屋は、唐古荘の鉄道趣味部門を担当します。鉄道趣味は私の唯一の
取り柄でもあります。カーマニアに比べて何かと肩身の狭い鉄道ファンの
安息所として機能すれば、望外の喜びであります。ここでゆっくりと休んで
また鉄ちゃん人生を邁進していきましょう。
三つ子の魂、いつまでも。鉄ちゃんの心は永遠に少年のまま・・・。
レールは続くよ、どこまでも。列車とともに、さあ、永遠の青春の世界へ踏み出しましょう。
第16便
県内縦貫特急「はまかぜ」
大阪(東海道本線)
写真は、特急「はまかぜ号」です。
「はまかぜ号」は新大阪駅ではなく、この大阪駅から出ます。
新幹線連絡の客は想定してないんですね。
それはこの列車が通る都市を見ていけば、何となく分かります。
神戸、明石、姫路、和田山、豊岡、城崎、香住、浜坂など、
鳥取行きの1往復を除けば、すべて兵庫県内のものなのです。
つまり、この列車は兵庫県北部の人たちが神戸や大阪に出てくるのに便利な列車なのです。
兵庫県内縦貫特急といってもいいかもしれません。
兵庫県といえば、まずは神戸の印象が強く、
太平洋ベルト地帯のイメージがあって、表日本に属している感じがあります。
確かにそれは正しいのですが、実は日本海にも面した裏日本の一部でもあるのです。
日本海側と表日本に両方属する府県は京都府、山口県、福岡県位のもので、
また表の海と裏の海に面する県としても、北海道や沖縄県を除けば、山口県、青森県位しか見当たりません。
その意味で、兵庫県はかなりユニークな県だといえましょう。
「はまかぜ号」は今日も兵庫県の大動脈として、地味な健闘を続けています。
2005年2月13日 第16便 大阪(東海道本線)発
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