SW2.0大陸編 第1話
オープニング ミドル1 ミドル2 ミドル3 ミドル4 ラストフェイズ
G M :というわけで、ちょっと離れたところにある離宮。かなりイイトコですね。
そこにラウンジみたいんなのがあると思ってください。けっこう広めでね。
今んトコは君たちはそこに通されて飲み物なり軽食なりをつまんでる
フェランド:なら、オレはキャラクターチェンジだな
ラスク :皆おるの?
G M :今んところ、パっと見ると10人ちょっとおるな
ヨッタマック:パっと見ぃで一番異彩を放っているのが、葉巻を吸って寛いでいるU.S.A.G.I.やね
G M :そうそう(笑)
G M :何気に、見渡して、コイツはやるな!って思うのがこの3人
(ヨッタマック、サングマイン、九鬼の印刷してある紙を見せて)
ホルス :パッキー?(※1)
ヨッタマック:違う。エルモアのオヤジ(※2)
ラスク :この人はたしかに、やりそうだ。恐ろしい(笑)
G M :ここらへんが、無双枠有りで作られているNPC
G M :パっと見でスキルは何か解らない
ラスク :うん、わからへんな
ヨッタマック:けど、皆わかるやろ、コイツはシューターだって(笑)
ラスク :シューターとレンジャー付いているよな
G M :ホンマはこの人はライダーやねんで?戦車乗ってるから
ヨッタマック:葉巻を吸ったウサギが言ってるワケだな。
「ここのメシは美味いな。戦場で食うレーションとは大違いだブハハハ!」
ラスク :いったい何処の出身なんだ…
ヨッタマック:ホルス、たぶん君は知ってるで。サドワの戦いで敵方におったから
G M :傭兵ですか
ホルス :「あのウサギは…」
ラスク :ウサギって言ったら怒るんじゃなかったっけ?タビットって
ヨッタマック:これは全然気にせぇへん
ホルス :微妙に世界違うし
ラスク :それはそうか
ホルス :ウサギって言ったり、下半身何も穿いていないて言うと頭おかしいって思われる
ヨッタマック:お前なんでズボン穿いてないんだ?って言われたら、「お前、頭悪いだろ?」
頭のネジが抜けてるのはそっちじゃねーのか?って感じだからな(※3)
ホルス :連れて行かれるんやろ?MPに(笑)
ラスク :うわぁぁぁ!怖い〜
G M :そうやってると、ラスクに近づいてくる人間がいるね
G M :パっと見で解るけど、15,6歳のこの世界では成人したての人間の男の子だね
G M :「どうも始めまして、こう言うのも失礼ですけど、あなたのような方も今回選ばれたんですか?」
ラスク :「そのようですね」
G M :「あ、そうそう名前を言うのを忘れてました。ぼくの名前はフィリップ・マドックと言います。
今後色々教えてもらうこともあると思いますので、よろしくお願いしますね」
ラスク :「あぁ、どうも。ラスカリーナです」
G M :「ラスカリーナさんですか」
ラスク :「えぇ。言いにくいからラスクでけっこうですわ」
G M :よし!若いからあえてここで禁句を言おう!
「そんな!年上の人の名前を短縮して呼べないですよ」
G M :女の人に向かって年上!
ラスク :「って言うか、(グラスランナーなのに)よく年上だって解りますね」
この台詞は違うかな…?「そういう貴方はお幾つ?」
G M :「ボクはこの前やっと元服を済ましましたので15になりました」
ラスク :「あぁ、そうですか」
ラスク :「人間の方の年齢はよく解らなくて」
G M :そうやって話をしていると、後ろから酒に酔った感じのいかつい男がさ
G M :「グラスランナーのくせにラスカリーナだとぉ!?たいそうご大層な名前だなぁ?」
って絡んできます
G M :「お前達グラスランナーだったら、ドゴン!とかバガン!とかズキュン!とかいう名前のほうが
相応しいんじゃねぇのか」
ラスク :「貴方もこの任務に参加されるのですか?」
G M :「あぁ?少なくともお前より腕が立つとはオレは思ってるがねぇ」
G M :「お前達みたいなそんな女子供が今回出番があるわけないだろ!ぷはぁー」
ラスク :酔ってる
G M :酔ってます
G M :そこで話を聞いてない連中もいるからな
ラスク :いるの?
ラスク :見たところファイター?
G M :ファイターかグラップラーかそれっぽいな。ゴッツい、見るからにムキムキ
G M :ハッキリ見て解るのはまぁ、君には敵わないね。人してはかなりやるけどね。
G M :パっと見、君の目から見ても、一人、二人、三人、四人ほど人間から
外れているヤツがおるワケや
ラスク :あぁ
G M :そいつ等に比べれば、まだまだ。
因みにその前に話し掛けてきたヤツはちょっと待て!
お前ここに間違って来たんじゃないの!?っていうレベルやけど
ラスク :確かに(笑)
ラスク :まぁ、あれかなそのフィリップというのは結局、彼の従兄妹みたいな感じ?
G M :アレは関係無い
ラスク :そういうワケではないのか
G M :世界観説明になりますけど、大陸から少し離れたところに竜の住む島があって、
そこには竜騎士、ドラゴンライダーがおって、
そこの総代のファミリーネームがマドックって言うから、たぶんソイツだろうと。
ラスク :あぁ、なるほど。つまり戦うために呼ばれているワケじゃ無いんだ
G M :いや、たぶんそうだと思うんだけど、本来あそこにはたしか歳が40を越えているけど、
勇名世界に鳴り響く人がおるハズなんやけどな。
なんでかな?ひょっとして、こいつ息子?なんでこいつ息子が来てるの?
ひょっとして今回は代理で話だけ聞きにきてるんか?っていうレベル
ラスク :あぁ、いちおう、そのくらいの予想は付いているん?
G M :一応、そこらへんの人たちは噂は聞いたことがあるっていうレベル。
そのマドック家なんかは竜騎士だからいろんな意味で有名です。
ラスク :まぁ、いいや。とりあえずその酒飲みに、
「こんなところで飲んだくれておるようでは、この任務に参加しても
ろくな働きもできないのでは?」
G M :「はぁ?何言ってるんだ?酒が怖くて、蛮族退治がやってられるかぁ!」
ちょっとキャラクターが違います。
ラスク :それなりに面白い人かもしれないって思い始めている
ラスク :剣か何か提げてる?
G M :一応持ってる。剣じゃなくて斧だな
ラスク :「まぁ、恥をかく前にここから帰ったほうが身のためだと思いますけどね」
G M :「え、さ、さすがに強そうな人にそんなこと言っちゃだめでしょう」
とフィリップがコソコソっと言ってきて
G M :「あー?恥をかくだ?お前みたいな、チビっこいのに何ができるんだって言うんだ?あぁ?コラ?」
ラスク :「見た目で人を判断しないほうが良いですよ。まぁ私は人じゃないですけどね」
G M :「見た目で人を判断するなって言うけどな、そう言うヤツに限って大したことはねーんだよ」
G M :「パっと見で強い人間ってのは解るってモンだ」
ラスク :「確かに」
ヨッタマック:例外ってウサギのトコロに矢印が付いてる。ピコピコと(笑)
G M :いや、けどウサギも明らかに人間じゃないオーラを放っているからなぁ
G M :あれは色んな意味で「違う」
ラスク :「たしかにこの場に呼ばれた大半の人達は、なるほど人族でも優れた戦士たちのようです」
G M :「おぅ!そうだろう!そうだろう!お前みたいなヤツとは、一味も二味も違うってことよ」
ラスク :「正直、あなたが混ざっているのが不思議なくらいなんですが、
誰かと間違えて招待されたのでは?」
G M :「あーん?お前、酒でも飲んでるんじゃねーのか?酔っ払ってるんじゃねーのか?
このオレ様の強さが解らないっていうのか」
ラスク :まぁ、いいや。「正直、あなたの強さには疑問を抱かざるを得ませんね」
G M :「言ってくれるなチビっ子。この場で捻り潰してくれる」
ラスク :「どうぞ、できるものなら」
G M :「この餓鬼めが!捻り潰してくれるわ!」と言って蹴ってきますけど。達成値は25。
とても常人ででは見切られない鋭い蹴りが君に向かって蹴りだされる
ホルス :まだ、いないことにして
G M :では、着いていないことで
ホルス :いてたら手を出したくなるから
G M :別に手を出してもかまわんのだが
ヨッタマック:じゃあ、着いたところで、ヘンなウサギが
「おぉ!こりゃまた有名人が来たぜぃ!久々に見る顔だなぁ」
ラスク :異様なウサギだ
G M :ホルスが捕まっております
ヨッタマック:「どうだ?こっちに来て一杯飲んだら?」
ラスク :うん、まぁ、こっち基本が26だから(笑)
G M :そうだな、普通はありえへん
ラスク :はい、避けた
G M :「は!運が良かったな!当たらなかったか!」
ラスク :えー、「しょうがないなぁ」
ラスク :とりあえず、ダガーでスパンと
G M :23と言って回避!
ラスク :36と言ってスパン!
G M :じゃあベルトでも切られたことにしますか
ラスク :攻撃した後で、すぐに背中を向けて去ってゆく
G M :「く、くそ!」
G M :そうしたら、別のエルフの男、サングマインが来て
「ま、これ以上恥をかかされないようにやめときなよ」
「実力差はハッキリしてるんだし」けっこう酷いことを言ってます
G M :ちょっと離れたところにいたフィリップが目をキラキラと輝かせて
「スゴいですね!今一体何をやったのですか?」
ラスク :「えー、えーと」
G M :「気が付いたら、手にダガーがあったんですけど、
そのダガーでズボンのベルトか何かを切ったんですか?」
全く見えてなかったようです
ラスク :「えー、あなたは、それでなぜここに?」
G M :「父の名代としてやって来ました!」
ラスク :「あー。それは…、大変ですね」大丈夫かなぁ(笑)一応名前をメモしておこう
G M :なんなら後でNPCの一覧を渡そう
G M :という風な事件が起きているあいだに、暫くすると皇帝からの使いが入ってきて
「皆さんお待たせしました。」
「陛下が御出でなさいましたので、謁見の間に入ってください」
ヨッタマック:「おぉー、いきなり国王陛下がお出ましって言うのは、ヤバい匂いがプンプンするよなぁ」
キュッキュと葉巻を消す
ラスク :なんてウサギだ(笑)
ホルス :襟を正して行く
G M :と言う訳で謁見の間に入って、こう、みんなず〜っと顔を見ていくねん。
アイツも何をどうやったか知らんけどベルトを修復してちゃんとおるねん。
G M :そうすると、皇帝が君のほうを見て「ん?」と顔をして、横のブリティッシュに
「此度の召集、グラスランナーはいたのか?」と聞く
ラスク :しらーんぷり
ホルス :残虐の神を殺したのか?
ラスク :それやとなぁ、覆面かぶってしかもそのまんま、次の漫画まで使い回しされるからなぁ。
いい加減素顔に戻れよ!みたいな
G M :ブリティッシュが「は、某、冒険者の世界にも誼があります故、手練の話は色々聞いております、
今回の12人は某が最初に絞ったハズですが、
その中にグラスランナーは入っていなかったように思います」
G M :そうしたら、文官風の人がすーっとやって来て、
「陛下、こちらが今回召集したしました12人の名前でございます」
G M :「では、12名名前を呼ぼう」
「まず最初に断っておくが、辺境伯ジャナンドレアから名代として、フェランドを遣わす、
日程の都合上フェランドは此度こちらには推参しない、後にシュクの街にて合流との話だ」
「なので、ここにいるのは残り11名」
「まず、ホルス・バルカン」
ホルス :「ハッ!」
G M :「そして次に、ヨハン・マクドナルド」
ヨッタマック:「サー!イエスサー!」
G M :「クライン・マドックが名代、フィリップ・マドック」って言ったら、
その15歳の子が「はい!」って返事して
「元禁軍師範九鬼」って言ったら、オッサンが普通に頭下げて
「エルフのリチャード・サングマイン」って言ったら、普通に平伏して
「他6名!」
王様は見て「うむ、他6名かならば、そのグラスランナーもさほど問題ないようだ」
ヨッタマック:その「他6名」ってのは、ラスクの死にフラグと考えていいのかな(笑)
ラスク :他6名って…。私は良いとして、他の5人はどない思ってるんやろ(笑)
G M :さっき絡んできた人間は、えー!グラスランナーと同じ扱いですかー!って顔してる
G M :他の人間は車田正美で言う、影の顔してる人たちだから全然表情が見えません
ヨッタマック:このまま不知火みたいに、黒い顔のまんま殺られたりして
G M :「皆のもの楽にするが良い。此度貴様らを呼んだのは他でもない。
密書に書いてあるとおりだが、近頃蛮族の活動が活発化しておる。
この裏には、かつて大破局の原因となった蛮族の女王と言う者がおったらしくてな。
その女王が復活しようとしている」
「そして、そのために蛮族の活動が活発になっているという話が出ておる」
「して、その蛮族の女王なのだが、遥かなる昔、肉体を滅ぼすことが適わぬゆえ、魂を乖離し、
12に分けそして封印した。だが、魂というものは肉体に強く呼び戻され、
それがどうやら100年周期で起きるようだ」
あくまで、ようだなんだよな。コレが悲しいことに
「して、貴様らには、その12の魂の転生先を調べ上げ、魂を輪廻の海へと戻してもらうことだ。
もし万が一その魂12分の1でも本体と邂逅し、蛮族の女王が蘇るようなことがあれば、
あの大破局が再び繰り返されるやもしれん」
ホルス :ゲーム的には、その乗っ取られたヤツを殺せば良いん?
G M :一応、そういう風になってる
ヨッタマック:電子ジャーに封印したりする必要は無いワケだな
G M :裏話になるんだが、元々蛮族の女王が現れたときに、
この大陸で8人の英雄と呼ばれる人たちが倒して封印して、封印と言うか、いちおう、倒した。
という話になっている。極々一部では知られる中には
その後、如何なる方法を用いたかは解らないが、魂を分割して封印しました。
その魂は常に輪廻をすることによって、やがて浄化されていって、
まぁ魂との接続を切られて、肉体が滅びるという封印方法のハズやったんが、
一生懸命呼び寄せる、肉体のほうが、魂を復活させようと、なら魂を常に輪廻側にやって、
戻していって、大体それにかかるのが、400年か500年くらいじゃないのかな?
って言い伝えがあるらしいけど、大破局とか、その後の戦乱によって
かなりの資料が散逸してしまっているのだよ。
ラスク :対処療法ですね
G M :対処療法と言えば、対処療法。ただ、100年後にはなるし、あるいは400年経ったら、
蛮族の魂がどんどん浄化されていって数が減ってくるとか、力が薄くなってきているとかで、
もしかしたら肉体への影響が薄くなって、滅びるかもしらん
ヨッタマック:という事は、誰かが取り込んで、その肉体を使うことができるかもしれないということですね
G M :「いきなりこのようなことを言っても、何のアテも無いかもしれん」
「12人の転生先だが、皆一様に特徴があると古文書には記してある。言い伝えで」
「それを我々はフレイマル・ネクス(赤い瞳) と呼んでいる。人であれ、蛮族であれ、
瞳が真紅に輝く。ただこれには少し問題がある蛮族の女王の魂は転生しても覚醒しなくては、
なかなかその兆しが表れない」
「逆に言うと、瞳が紅くなっている者は、蛮族の女王の魂が目覚めている。放っておけば本体に合流しようとするだろう」
「それだけは防がねばならん」
ヨッタマック:キャラクターの設定に瞳が赤ですって書かなくて良かったな
ホルス :オレもそう思った
G M :赤と真紅は全然違います。見た瞬間これは異界の色だって解るくらい紅い
G M :「だが目が赤い、赤みがかかっているなどという者はタビットを始めとして多くいる。
全ての国内にふれを出し、それを通報するようにすれば、
たちまち魔女狩りのような騒ぎになるだろう」
「極秘裏に行なわねばならん。そしておまえ達のような精鋭が選ばれた」
ヨッタマック:「極秘裏ってことは、オレ達は人をブチ殺しても罪には問われないってコトになるのかなぁ?
間違えてもね」
G M :「間違えが起きるとは、私は思っていない。それだけの面子を選んだつもりだ」
ヨッタマック:「アォゥ!これは大した信頼のされ方だ」スパー!
「おっといけねえ、また火を付けちまった」(笑)
G M :王様の前で大したヤツだ
ホルス :ブリティッシュ怒れよ
G M :寛大なんですよ
ヨッタマック:そういうキャラなのは解っているから。たぶん
G M :「えー、なお効果の程は如何ほどか解らないが、
古より当家に伝わっている蛮族の女王の魂を封印する水晶と言う物があるので、
各自に1つずつ渡しておこう。
覚醒している蛮族の女王の魄が近くにあると発光するという伝説もあるが
誰もそれを試したものはいない」
ヨッタマック:「そりゃー、ワザワザ試そうなんてヤツはおらんでしょう」
ラスク :魂を封印できる水晶?
G M :そう。転生先がいました、殺したー!そうすると、封印できるっていう話なんやけど、
実際どー見ても普通の水晶やねん
ラスク :ようするに、魂を抜き出すのではなくて、肉体は破壊せなアカンねんね?
G M :そうそう
G M :昔のことやから解らへんから、もしかして殺してこの水晶に封印した後に、
魔法的技術で浄化して転生させていたのかもしれんし、正直解らんねん
ラスク :とりあえず、渡しておくから何とかしろと
G M :そう。なんとかしてね(笑)無くさないでちょうだいね。危ないかもしれないから
ホルス :他のヤツ殺られさせたらアカンのちゃうん
ラスク :12個しか無いもんな
ホルス :1個に2個でも何個でも入るって言うんならアレやけど
ヨッタマック:詰めたらエエねん。圧縮したらエエ。圧縮。
ホルス :最後それで割れて、結局ボスの所まで行ったらどうすんねん(笑)
G M :100レベルくらいで作ればいいんか(笑)
ラスク :うわぁ、大変だ…
G M :「なお、現在のところ、怪しいと思われるところが2ヶ所ある」
「1つがトランシルバニア、こちらは本命だ」
ホルス :そうか、それでか、カミラさんがおったんわ
G M :「そして、もう1つが南東のファインド森林自治領」
「最近、自治領のあたりに、かなり力を持ったドレイクが居を構えていると言う話だ。
こちらの方にも探りを入れてもらいたい」
「わざわざ、人間の王国内に自らの威を持って、居を構えるという事は
何かあると言って間違い無いだろう」
「なお、選抜はこちらの方でする」
ヨッタマック:「それは勘弁して欲しいなぁ、オレは寒いトコロが苦手なんだ。森林が恋しいねぇ」
G M :「なお、如何なる事情も考慮されない」
皆 : (笑)
G M :「能力を以って割り振る」
G M :「まず、トランシルバニアに向かうもの6名。フェランドはまず最初に向かっておる。残り5名。
ホルス、ラスカリーナ、サングマイン、フィリップ・マドック、そして九鬼。以上6名」
ヨッタマック:「ほぅ!オレは行かなくてすむってコトだ」
G M :「では、森林自治領に向かう者。ヨハン・マクドナルド…」
ヨッタマック:「他5名ってか?」
G M :何故解る!
ラスク :だって、名前言ってなかったじゃん
G M :「他5名!期待しているぞ」
ヨッタマック:「こっちはピクニックだな」
ラスク :そうだなあ、向こうの残りの…、ヨハン・マクドナルドってどんな人やったっけ?
G M :人じゃないです
ラスク :あぁ、そうか。ごめん、ごめん
ヨッタマック:人だよ!
ラスク :人族だよ
G M :ズボン穿いて無いけどね
ヨッタマック:それはお前の目がおかしいんだ
ラスク :とりあえず、そのウサギさんに「あったかい所に行けて良かったわね」
ヨッタマック:「全くだ。お嬢ちゃんアンタは寒くて苦労するだろうよ」
ヨッタマック:「そうだ!お嬢ちゃん、アンタ、けっこう強そうだな」
ラスク :「言うほどでもないけどね」
ヨッタマック:「まぁいいや、何かあったら困るからコレを預けておこう。ちょっとコレを持っておいてくれ、
間違っても川に流したりするんじゃないぞ」ってヘンな小箱を渡してくれる
ラスク :「これは?」
ヨッタマック:「中を開けるな、そのまま持ってりゃいいんだよ」
ヨッタマック:「川に流すのだけは厳禁な」
G M :勘弁だろ?
ヨッタマック:そうだな「振ったりしてもかまわんが、中のものを散らばらしたり、川に流すのだけは勘弁な」
ラスク :セージチェックしていい?(笑)
皆 :(笑)
ヨッタマック:いいよ(笑)
ラスク :それは、この世界のものでは解るの?
G M :解らんと思うなたぶん
G M :6ゾロだったら、ヨッタマックが解説してくれるよ
ラスク :むー、解らないかな?
G M :残念ながら解らなかった、何やら怪しい小箱です
ヨッタマック:怪しい小箱。キレイな小箱です。なかなか価値がありそう。
けど、売っても大金持ちにはなれないよね。
中を軽く振っても音はそんなにしない。何がはいっているんだろう?
ラスク :「まぁ、とりあえず危険は無さそうだから預かっておくわ」
ヨッタマック:「安心しろ、爆発物とかじゃねーよ」
ヨッタマック:「わざわざ、あんたを殺す必要が無い」
ラスク :「生きて戻れたらお返しするわね」
ヨッタマック:スパー!「オレが死ぬことはまず無ぇなぁ」「おっといけねえ!またやっちまった」
ホルス :それは新手の死にフラグか?
皆 :(笑)
ラスク :ウサギさんはともかく、他の5人が心配だな
G M :レベル13あって、心配されるのも悲しいねんけどな
ヨッタマック:表パーティーなんざイチコロさ
ラスク :確かに
G M :ホンマ、普通は死なんからな
G M :と言ったところで、一旦解散という形になりますね
ヨッタマック:「じゃあお嬢ちゃん、箱をよろしく頼むぞ」スパー!
ラスク :「んじゃ、またね」
(※1)CAT SHIT ONE(小林源文作)の登場人物のパーキンスの事。
ベトナム戦を描いた漫画だが、登場人物が国別の動物になっている。
(※2)CAT SHIT ONE(小林源文作)の登場人物。
第1騎兵師団第5ラビットフォースの指揮官。階級は少佐
(※3)CAT SHIT ONEの3巻冒頭ネタ。
G M :と言うわけで、シーンが変わって出立でございます〜
ラスク :6,6で分けてんな?とりあえず
G M :分けた。実力のアレで分けたかどうかはかなり怪しい
ラスク :なんとなくのPT編成で決めやがったな、みたいな
G M :考えようによっては本命のところに強いほう6人が行って、
とりあえず下の方は探りを入れてくれやから
フェランド:普通に考えれば、本命にグラスランナーと15歳の子供、挙句に1人まだ来てないってどうよ?
ラスク :確かに(笑) パっと見た目おかしいよね
ホルス :クラスでPTバランスを考えたかもしらん、ひょっとしたら
フェランド:禁軍師範、統一戦争の英雄、よーわからんエルフ、子供。
G M :このエルフは有名よ、8英雄の子孫だから
フェランド:有名なのが3人。まだ来ていない遅刻人が1人、子供2人。謎の編成だなコレ
ホルス :まぁ、だからその3人に任せようって感じじゃないの?
G M :このエルフは有名な英雄の子孫だけど、勇名鳴り響いているワケではない。
そんなにむっちゃ腕が立つとかではない
ホルス :来させられただけか?名前のせいで
G M :本人はそう言ってボヤいている。「遺跡を探していて、帰ってきたら捕まった〜」って
ラスク :捕まってしまうんや(笑)
G M :「いくら8英雄の子孫の中で残っているのがボクだけだからって、こんな扱いはあんまりだ!」
ラスク :「8英雄の子孫は貴方しか残ってないの?」
G M :「まぁ、あの8英雄って言ってもね、色々問題があってね。
民間に伝わってないっていう理由も色々あるのさ」って苦笑してる
「ま、人間の英雄がどうなったかはちゃんと言えるよ。正しいことだからね。
とても神に近い男だった彼は歩いて天に行ったのさ」
ラスク :………。
G M :「馬鹿にしてるな!これホントなんだぞ!言っておくけど」
「オレはその目でみてないけどね、爺ちゃんが言ってたよ」
ラスク :まぁ、人間が神様になる世界だからなぁ
G M :その上を行っちゃって、ほんまに世界の神様のところに歩いて行ったっていう伝説が立てられている
「で、まぁ。とりあえずシュクの街に行けって指令だね。
そちらの方に辺境伯のところの名代と言うか、代理のフェランドって言うヤツが来てるらしいから」
「むこうは、まぁ、こっちのことは解るだろう」
とそうやって言ってると、ボチボチと普通にシュクの街までは行けますね。
G M :ここからやと、どれくらいかなぁ、馬使って1週間くらいかな?大体、見てれば解るけど、
出発とかの手はずでも明らかに1人だけ遅いヤツがいるわな。
その、ゴメン忘れとった1人。今回は6人じゃなくて7人で移動してきてます。
ラスク :もう1人っていうのは?
G M :女の子が一人付いて来ている
ホルス :従兄妹?
フェランド:んなワケない
G M :本人は自己紹介するけど、フィリップの婚約者兼お姉さん兼幼なじみです
ラスク :えー、フィリップは名代で、変わりに来たんよね?親父の?そのまま行くの?
G M :「だって1人で放っておいたら、頼りないじゃないの!」
ラスク :大丈夫かなぁ…
G M :九鬼も言っている「やれやれ…、ガキのお守りか」
ラスク :自分で言うのもなんだけど、絵面的にスゴいことになっている(笑)
フェランド:皆思っているだろうな。ヨッタマックがあっちはピクニックだって言ってたけど、
こっちの方がよっぽどピクニックだ!
G M :見たら解るけど、こっちの娘の方がよっぽど強そうやな
ホルス :とりあえず、この2人だけは守ってあげようかな
ホルス :15歳はやりそうなの?
G M :フィリップ?こいつが一番ヘボ!見とってすぐ解る
フェランド:この前初陣って言ってたしな
ホルス :これで2つめ?
G M :話はしてくれるよ
「この前やっと、成人の儀が終わって出陣が許されたんで、
蛮族退治に行ってゴブリンを2匹討ちました!」
すげー嬉しそうに語ってくれる
ラスク :「わー、それはすごいねー」(ちょー棒読み)
ホルス :「何故お前のような者が…」
G M :「父上から見聞を広めてこいと言われました。お前よりも腕の優れている人がたくさん集まるから、
その人たちから色々学んでこいと。父に言われました」
「父は自分が病気で無ければ、と言ってましたが、ボクに経験を積ませたかったんだと思います」
ホルス :見聞っていうレベルじゃねーよ!(笑)
皆 :(笑)
G M :「まさかホルス将軍のような国に勇名の響いている方と一緒できるなんて思っていませんでした。
色々教えてもらうこともあると思うので、よろしくお願いします!」
ラスク :正体バレてていいの?
G M :それは問題無い
ホルス :知ってるんなら知っている、隠しはしないけど
ラスク :けど、死んだことやろ?
フェランド:いや、流刑になった
ラスク :流刑か、ああ、そうかそうか
ホルス :「今は君と同じ立場だ」
G M :「父もよく仰ってました、武人を目指すならホルス将軍のようになれと」
ラスク :ほう、このおっちゃんはそんなに凄い人なのか
ホルス :「まぁ、実際は頭を使っていたのはもう1人の方だったわけだが」
G M :仮にそうやって言ったなら、言うで
「策を巡らせるのは誰にでもできると、それを信じて実行できる決断力を持てと言われました」
ラスク :「ものは言いようね」
ホルス :「それにしても、このような子供にはまだ早いのでは」
フェランド:行かす親父も親父だけど、許可出す国王側もどうかと思うね
ホルス :「まぁ、何か考えがあるのだろうと」ということで
フェランド:まぁ、「他6名」でOKだからな。ねぇ!「その他」の方?
ラスク :知らな〜い、聞こえな〜い
フェランド:こっちはいないから良いんだけど
ラスク :そもそも、この密書を持っていた元の方がどうなったのか聞きたくなる(笑)
G M :それは聞いてはいけない世界の秘密というヤツです(笑)
ホルス :自ら手をかけたのでは?
ラスク :いや?もらいものやで
フェランド:もしかしたらバードマンみたなヤツが担当だったかもしれん。
考えて考えて、選抜しようしようとした。
11人まで名前出た!最後が決まらん!とりあえず、この密書拾ったヤツにしーよお!って(笑)
皆 :(笑)
フェランド:それをソバ屋の親父が拾った。と
ラスク :ソバ屋の親父も裏の人間やからな、どっか凄い、色んなルートがあったに違いない
G M :あの人、あの付近の盗賊ギルドの親玉やからな
ラスク :さすがだ、ゑいり庵の…。(※1)
フェランド:決まったな、あのオッサンの顔が
G M :という訳で、シュクの街まであと1日。無難に普通に行っても到着します
G M :という事で、何もすることが無ければ到着
ラスク :まぁ、特に、今はいいか
フェランド:なら街の入り口あたりで待っているか
ラスク :待っているのか
フェランド:「申し訳無いが、国王陛下より極秘の任務を仰せつかった方々ではありませんか?」
ホルス :「如何にもである」
フェランド:「おぉ」
ホルス :「お主が、王の言っていた…」
フェランド:「これは失礼しました、私の名はフェランド・プレガディオ。辺境伯ジャナンドレアに変わり、
此度末席を汚させていただくことになりました」
ホルス :ジャナンドレアは有名やね?
フェランド:超有名
G M :そうやって言っていると、サングマインがやって来て
「まったく、これから先、しばらく旅を一緒にすると言うのに堅苦しいよ、
だいたい、君だって言うのは一目で解ったって。人間じゃないオーラ放ってるし」
フェランド:「いやいや、私などは…、バルカン卿のような名高き方と、同じ任務に当たれて光栄でございます」
G M :「酷いと思わない?ラスカリーナ。ボクが話し掛けたのに、ホルスの方に反応してるんだよ(笑)」
ラスク :「まぁまぁ」
フェランド:「しかし…、そちらの御子様方はいったい?」
G M :「ボクらの頼もしき仲間さ!」
ラスク :「いちおー、これでも成人してますよー」
フェランド:「噂に聞く、草原の妖精というやつですか」
ラスク :まぁ、一応この世界ではそうやねんな
G M :そう
ラスク :「うん。まぁ、そう言うことです」
ホルス :グラスランナーとは思えぬ落ち着きっぷりですが
G M :そう言えば設定は全部送ってないんか?
G M :何処まで公開して良いかも含めて、後で皆で話をして、説明を貼ろう
ラスク :とりあえず、自己紹介を「ラスカリーナです。よろしく」
フェランド:「ご丁寧に、ありがとうございます」
ラスク :他の人らも、こちらは…って感じで
G M :サングマインが言うわ。こんな所で立ち話もなんだし、さっさと宿屋に移動しようよ
フェランド:「あぁ、これは気がつきませんで。私が一足早く逗留していますので、案内致しましょう」
G M :「それは助かるね。どうだい?ここの宿屋は料理は美味しいのかい?
フェランド:「北国ですから、出身地方によっては、味付けに閉口するやも知れません」
フェランド:「私は問題なく、馴染めてますが」
G M :「大丈夫、大丈夫。遺跡探索に行ってたらレーションよりよっぽど不味いものを食わされるからね」
ホルス :「似たようなことを言っていたヤツがいたような…」
ラスク :「暖かい方に旅立って行きましたね」
G M :「良いなぁ、U.S.A.G.I.は。向こうの方は食事が美味しいって聞くからね」
ホルス :「まぁ、無駄口は叩いているが、実力は折り紙つきの者ばかり」
G M :サングマインも能力見たら解るけど、アーチャーの割に知力がAやねん。かなり微妙
ホルス :魔法使わないの?
G M :さぁ?解らんけど、それっぽいのは持ってないし、魔力は全然と言って良いほど感じらへんな
ラスク :アーチャーと言いながら、いきなり剣で戦いだすんじゃ無い?
G M :それはありません
G M :というわけで、その日は普通に終わります
(※1)ゑゐり庵:梶尾真治作「ゑゐり庵綺譚」の舞台の蕎麦屋
GMが好きなのでよく出てくる。