SW2.0大陸編 第2話
オープニング ミドル1 ミドル2 ミドル3 ミドル4 ミドル5 ラストフェイズ
G M :というわけで、君たちはサラミスの街からスタートし奥の村へと旅立っているころ
マスターシーンが入ります
G M :どこぞの屋敷の一室で
「叔父貴。本当に行くのか?」
「あぁ。彼ほどの地位にあるほどの人間との会談はなかなかできるものでないからな。留守の間の守りは頼んだぞ」
「確かに、アンタだったら、そうそう人間如きに遅れを取らんと思うが」
「あぁ。だから悪いが、まぁ念のためと言ってはなんだが、護衛として彼らを連れて行こう」
あぁ、やつ等が行くならば安心だな。何かあっても、ま、むこうが痛い目に会うだけだ」
「こちらには大切な姪も置いていく。お前のことは信頼をしている。頼んだぞ」
G M :といってシーンは終わります。
ホルス :ジャナンドレア出陣!
フェランド:まさか、そんなわけないさ
G M :で、まぁ、そういう事ですが、君たちは露知らず旅立つわけです。ガラガラガラ(笑)
というわけで、村の方に行っている最中ですね。初日の夜でございます。
君たちが野宿の準備をしていると歌声が聞こえてくます
ホルス :ハイホ〜♪ハイホ〜♪
G M :精神抵抗して下さい
ラスク :え!?
G M :目標値35
ホルス :無理やー
フェランド:当然のごとく失敗
ラスク :こんな時に6ゾロ(笑)
フェランド:何故貴女はその目がダメージロールの時に出ないのですか?
ラスク :ダメージを与えるキャラでは無いからです(笑)
G M :開き直りやがった。グラスランナーには精神攻撃は効きませんか
フェランド:九鬼先生も精神効果無効だから効いてないよな
ラスク :え?そうなん?
フェランド:九鬼先生の無双枠はそうだよ
G M :そうすると、抵抗に失敗した人はとても物悲しくなります。
なんか、こう、望郷でもいいし、哀愁でもいいし
フェランド:ララバイか?
ホルス :「オラはもう駄目だ〜」
ラスク :えぇ!?どうしたんですか?
G M :そこまではいけへん。そこで帰りたくなるとかそういうのは無いから。
逆にいうと精神抵抗の目標値が凄く高くなる。ピースとかまでもいけへん
けど、物凄い言うたら人の精神に、こう、響くような歌声。
九鬼先生は当然レジストしてるけど(精神効果無効を持ってる)、
サングマインなんかは後ろで、涙を流しながら大きなノッポの古時計を歌ってます
ラスク :おいおいおい(笑)
フィリップとかは?
G M :フィリップとかは当然抵抗できていないから「なんか、とても悲しい声ですね、歌ですね。綺麗な歌ですけど」
ホルス :「なんだ!?この精神を侵蝕してくる黒い…」
G M :黒くない、黒くない
ホルス :このドス黒い感情は…
フェランド:「噂に聞く海魔の歌声もこのようなものなのでしょうなぁ」
G M :そうしたら九鬼先生が「海魔の歌はこういうものではないだろう。この歌はもっと純粋なものな気がする」
本人全然効いてないからすっげぇ解説者口調(笑)
ホルス :特に何かないの?ペナルティ
G M :ペナルティは何もない
ホルス :行動に全て−2とか
G M :そんなんあったら、もっと精神抵抗は低くなる。もっと本能的に抵抗しようとなってくるからな
ラスク :セージチェックで何かわかる?
ホルス :どっちの方面から聞こえてくる?
G M :ちょっとした、すぐ近くの山のところかな?丘みたいになってる。よく見たら光みたいなのがある
ラスク :ほほう
ホルス :「行ってみましょう」
G M :そうしたら、そこで、もう薄暗くなっているけど、女の子が一人お墓か何かみたいな方向に向かって歌ってる
ラスク :お墓?人間ですか?
G M :人やね。パっと見で10歳くらいかな。お前たちなら解かるだろう。マリーシアだ、マリーシア。イメージは
フェランド:あー。マリーシアね
ラスク :わかんねー
ホルス :マリーシア?
G M :本貸せ!本!そうだ!今日は本があるんだ!(大番長のVFBを持ってきてもらってた)
ホルス :あー。オレそこ行くまで進んでないや
フェランド:クリアしていないのか…
ラスク :「どうしましょう?声かけますか?」
G M :まぁ、君たちが登っていってちょっとすると、歌は終わりますね
んで、パっと君達に、後ろに人がいるのを気が付いて、怯えたように後ろに下がります
フェランド:「別に危害を加える気は無い。歌声に惹かれて来ただけだなのだが」
G M :「あ、そうですか。すいません」
ホルス :歌声がやんだら特に?
G M :ん、ない
フェランド:「とても物悲しい歌だったが、何を思って歌っていたのかな」
G M :「死んだお父様が好きな歌だったので」
ラスク :このへんって人里から離れている?
G M :もうちょっと行ったら開拓民の村もあるし、他にも知らん村はちょこちょこあるかもしらんな
ラスク :いちおう放っておいて危険は無さそうなんかなぁ?と
G M :まぁ、危険やろうな。すぐ近くに掘っ立て小屋みたいなのが一軒あって、それが家っぽいけど
女の子一人で生活していくのは、まぁ無理でしょう
ホルス :もう夜?
G M :夜
ラスク :「こんなところで、一人でこんな遅い時間に歩いていては危ないですよ」
G M :だから、掘っ立て小屋。すぐそこに家
ラスク :こんなところに一人住んでるの?
G M :だからお父さんと一緒に住んどったんやと思う
ラスク :「街の方に引っ越しては?」
G M :お父様がお亡くなりになって、もう一週間。この世界あるかしらんけど、初七日も終わったことだし、
知り合いが近くの村に住んでいるので、明日の朝にでもそちらに行こうと思っていますって
ラスク :「あぁ、そうですか」
フェランド:「しかし、女の子一人というのも危ない。われ等も今宵はこれ以上は進まぬのだから、
彼女を送り届けるくらいしても構わんのではないだろうか」
ホルス :「うむ」
ラスク :「異存は無いですが」
G M :「そんな、そこまでしてもらわなくても…。悪いですよ。何もおもてなしできませんし」
ホルス :近くの村って、行こうとしている方向?
G M :いや、場所を聞いたら反対やね。ちょうどサラミスの反対くらい
フェランド:「こちらは急ぐ旅でもないし、君はこの近辺に住んでいて知らないかもしれないが、
近頃はあまり安全と言えるものでもないのでね」
G M :「それはわかっています。お父様も蛮族に襲われて死にましたし」
フェランド:「それはお気の毒なことを…」
フェランド:やっぱこの近辺にも蛮族は出るんだな
ラスク :うん
G M :ちゃんと出たじゃん街道にも。街道にも出るんだぜゴブゴブ〜
フェランド:確かに。街道にゴブリンが出るというのは大概だな
G M :街道だからゴブリンくらいしか出ないと言う言い方もできるけど
ホルス :「では、今宵一晩この家に泊めてくれないだろうか?」
「そのお礼に街まで我々がお送りするということで」
G M :「すいませんけど…。そのような人数とてもじゃないけどこの家には入りません」
ホルス :何人?12人?
ラスク :ん?7人かな?
G M :リックとか、あの3人組はいないから
フェランド:「我々はともかく、ユーカさんくらいなら泊めていただいても問題ないのではないかな?
ユーカさんは女の子なわけだし」
G M :そうしたらそういうかたちにする?
ラスク :うん
G M :「そういうことでしたら。ありがとうございます」
G M :そうしたら言うね、ユーカが。「よし!わかったわ!今日は私が晩御飯を作ってあげる!」
ホルス :知らんねんな?オレたちは
G M :フィリップは顔面真っ青になってる(笑)
フェランド:「ほう。ユーカさんは料理が得意なのか」
G M :「まかして!」
フェランド:「それはなかなか楽しみだな」
G M :フィリップは凄く嫌そうな顔してる
フェランド:「どうした、フィリップ君?反応が微妙だぞ」
G M :「い、いえ!そんなことは、無い、ですよ。
…ちょっとぼく、お腹が痛くなってきたんで。ちょっと馬車のほうに戻ってます」
フェランド:「バルカン卿に見てもらえばよいだろう」
G M :「え、ええ、たぶん、横になっていればすぐに治ると思いますので、今日はぼくは晩はこれで」
ホルス :「せっかく婚約者が作ってくれるというのだ、断るという道理はあるまい」
G M :「ぼ、ぼ、ぼくは、い、い、いつでもた、食べれますから…」
ラスク :「あやしい」(笑)
G M :フィリップはそのまま逃げ去ります。エンゲージからの離脱を宣言
皆 :(笑)
フェランド:「ふむ。一番腕前を知る者があの反応。何やら恐ろしいことになるかもしれんな」
ラスク :「あ〜あ」
ホルス :「まぁ、好意には預かろう」
フェランド:「基本的に料理というものは、よほどのことをしない限り食える物が出てくる。まぁ問題はあるまい」
G M :そうするとユーカが中に入って、材料は馬車の中に買っておいてあるものの中から勝手に持ってきて、
料理が始まります。中からユーカが何かを叩いているカンカンカンという音がして、
しばらくすると、マリーシアが「ユーカさん!それ、ダメ!ダメ!それ砂糖!」
G M :「え?一緒でしょ?」という怪しい言葉が聞こえてくる
G M :「醤油そんなに入れちゃダメですよー!!」ドボドボドボドボ…
フェランド:醤油があるのか
ラスク :みたいだね
フェランド:「さて、ラスカリーナ殿」
ラスク :「はい?」
フェランド:「手伝いに行ったほうがよろしいのではないか?」
ラスク :「そうですね」(笑)
ホルス :コック15でどれだけリカバリーできるか
ラスク :どれだけ対抗できるか(笑)
ホルス :ダイスで勝負して(笑)
フェランド:むこうはマイナス20レベルだ!とか
ラスク :マイナス20か。キツいなぁ
G M :そして、そこでラスカリーナが見たものは………。この世の地獄だった
フェランド:モザイクがかかってそうだ(笑)
G M :お見せできません
ホルス :モンスターとして襲い掛かってきそうだ
ラスク :音声変えて『えぇ、この世のものとは思えませんでした』
ホルス :あかりん弁当だ…
G M :あかりん弁当?
ラスク :銀製の弁当箱でないと中身が染み出してくるねん
皆 :(笑)
ホルス :ブラジルまで穴を開けるから
フェランド:そこまで腐食力が強いのか
ラスク :弁当開けると「シャゲー!」とか言うから
ホルス :襲い掛かってくる
G M :なんの漫画?
ラスク :ナイトウィザード
ホルス :ナイトウィザードのDVDのファンブックにあかりん弁当っていうモンスターがおる
G M :モンスター認定されてるんか
ホルス :襲い掛かってくるから
フェランド:無茶苦茶レベルが高そうなんだが
ホルス :高い。マジで1レベルでやったら殺されるみたいな
G M :弁当食うのに命がけか
ラスク :リプレイが進むたびにレベルアップしてるからな
ホルス :破壊的な料理の腕前
フェランド:バツ技能ここに極まれりだな
ラスク :さて、どうしたもんでしょう?
ホルス :あかりんのお弁当は食べたくないな
ラスク :そして小一時間
ホルス :どういうものができたの?2人の協力で
G M :ダイスを振ってきめよか
ホルス :マリーシアもプラス方面のボーナスに…
G M :こっちは6だ!
ラスク :7だ
G M :僅差の勝利!微妙に甘〜い肉じゃがと
ラスク :こっちの器用度とコックレベルは無視かい!
G M :それくらい凄まじいんだ!
ラスク :凄まじいのか…。危なかった。
良かった。食べれるものになって(笑)
G M :ちょっと甘ったるい肉じゃがと、ちょっとしょっぱいロールキャベツができました
ラスク :「フィリップ〜。出ておいで〜、怖くないよ〜」
G M :ユーカが「何!?フィリップ?私の料理が食べれないの!?」
「ひー!出ます!出ます!」って出てきます
フェランド:「ふむ。よくある家庭的な料理だな。こういうのも久しいものだ」
ラスク :「危なかった…。私はこの二ヶ月間で一番激しい闘いをしたのかもしれない」
皆 :(笑)
フェランド:別の意味で、やはり皆超人の集まりだったと?
ラスク :そうそう(笑)
ラスク :「この世にあんなに恐ろしいものがあったとは…」
フェランド:さっきの山賊にも弁当を作って振舞えばよかったな
ラスク :うん。勝てたね
G M :さぁ!みんな安心するのはまだ早い!ここで生命力抵抗だ!食ってから
ラスク :ええ!?
フェランド:ピンゾロが出れば死にそうだな(笑)
ホルス :32
ラスク :24
フェランド:11振って29
G M :24か…、ギリギリ成功だな。何事も無く食べれました
フェランド:「フィリップ君は恐ろしい、恐ろしいと言っていたが、問題なく食べれるではないか」
ホルス :そのフィリップは?
G M :大丈夫。フィリップは耐性が付いているから(笑)
G M :フェランドは問題ないと言うが、
これは15レベルコックが手を加えたものであることを忘れてはいけない…
ホルス :多少、味付けに難はあるが
G M :それがおかしいのだよ!このコックが手を出しておいて!
ラスク :ラスクは終始蒼い顔をしている「恐ろしい…、恐ろしい…」「あの娘を一人にしちゃいけない」
G M :大丈夫だよJAPANの方に行ったらお団子屋があるんだけど、そこでも毒を食わせてくれるから
ラスク :団子屋?
ホルス :JAPANの団子屋?
フェランド:香姫がやっている
ホルス :料理下手やったっけ?
G M :団子がスゴい下手糞。料理の上手い仲間(吉川)に教えてもらって、
同じ材料、同じ工程、やり方まで監督されて、できあがったものが毒団子。
おしえてくれたヤツに「お前のその毒団子創りは天性の才能だ」と言わせるくらい
フェランド:工程を監督までされて毒が出てくる
ラスク :それは…
G M :材料準備されて、工程見とって、出てきて、試食係が食うと斃れるねん
ホルス :毒手だろ、それ。絶対に
ラスク :体質だな
G M :そう。天賦の才。勝てるか!ラスク!?
と、まぁ先の話はおいておいて
ラスク :先の話なのか!
G M :というわけで、夜が明けます。一旦戻るわけやね?そしたら
ラスク :そうなるね
G M :では、ガラガラガラと帰っていって、言うとったところまで行くとお山がありまして、
下に門みたいなのがありまして、蛮族とかが入って来られないように柵まで作ってあるね。そこは
ラスク :ほうほう。しっかりした家じゃないですか
G M :家というか、集落の
フェランド:集落自体がしっかりと防備しているわけか
G M :そうそう
G M :「すいません、ここです。ここ」
フェランド:「ここなら確かに問題なさそうだ」
G M :上のほうに鳥居とかがバーンとあるから
ラスク :鳥居?神道?
G M :鳥居ではないな。見やすくするために鳥居にしておくか。教会のほうがいいか?やはり
小高い山の一際目立つところには教会がある。そういうイメージ
そこに行ったら「何ヤツじゃ?」と言ったら、
マリーシアはホーリーシンボルみたいなんと書状を、
たぶんお父さんが最後に親族宛に書いたものを見せて、
君達に頭を下げながら中に入っていきます。ペコペコ
ホルス :「達者でな」
G M :というところでこのイベントは終了でございます