『隣の影』(2017/アイスランド、デンマーク、ポーランド、独/ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン監督/ステインソウル・フロアル・ステインソウル、エッダ・ビヨルグビンズドッテル、シグルズル・シグルヨンセン、他) 些細な隣人トラブルが発端となって巻き起こる負の連鎖。日に日に人々が暴走していく様子を描いたアイスランド発、妙な空気感漂うのブラックサスペンス。つきの無い時はとことん理不尽なことが重なるもんですなぁ。それにしても、まぁややこしい名前のスタッフ、キャストです。 ★★★☆☆
『手紙は憶えている』(2015/カナダ、独/アトム・エゴヤン監督/クリストファー・プラマー、マーティン・ランドー、ヘンリー・ツェニー、ディーン・ハリス、ブルーノ・ガンツ、他) アウシュヴィッツで家族を殺されたという90歳の老人が、ある1通の手紙をきっかけにナチスへの復讐の旅に出る男の姿を、アトム・エゴヤン監督が描いたロード・ムービー・サスペンス作品。なかなか良く出来た脚本で、主人公がピアノで弾くメンデルスゾーンの曲が印象的。 ★★★★☆
『陰謀のセオリー』(1997/米/リチャード・ドナー監督/メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ、パトリック・スチュアート、シルク・コザート、他) タクシー運転手と司法省の女性弁護士が、偶然に巨大な陰謀に触れてしまったことから危難に巻き込まれていく姿を描いたサスペンスものなのだが、まぁ、Ⅿ・ギブソンがよくしゃべる、しゃべる。ハラハラ感はないですなぁ。J・ロバーツが美しいので★ひとつ追加。 ★★★☆☆
『Mr.ブルックス』(2007/米/ブルース・A・エバンス監督/ケヴィン・コスナー、デミー・ムーア、ウィリアム・ハート、他) 実業者として名高いA・ブルックスは、もう一つ心の闇を抱える、世間を震撼させた連続殺人鬼という顔を持っていた。もっとディープな作品を期待して観たが割合にサラッとしていて印象が薄い。 ★★☆☆☆ |