『女神の見えざる手』(2016/仏、米/ジョン・マッデン監督/ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー、アリソン・ピル、他) 「AVA」「ゼロ・ダーク・サーティ」のJ・チャスティン主演。天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイストの知られざる実態に迫った社会派サスペンス。米国での銃規制問題をテーマにしている点も興味深い。 ★★★★☆
『スプリット』(2016/米/Ⅿ・ナイト・シャマラン監督/ジェームズ・マカボイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、他) 「シックス・センス」「ヴィジット」のシャマラン監督が、ジェームズ・マカボイ演ずる乖離性同一性障害の男に女子高校生3人が拉致されるサイコ・スリラー。 ウィキペディアによると、”エピローグにおいて2000年公開の「アンブレイカブル」の主人公であるデヴィッドが登場し、本作と共通の世界であることが明かされる。「アンブレイカブル」と本作を踏まえた内容で2019年公開の「ミスター・ガラス」にストーリーが続いている。”と書かれていたが、この2作品は未見なので機会があれば観てみようと思う。 ★★☆☆☆
『VIP 修羅の獣たち』(2017/韓/パク・フンジョン監督/チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、イ・ジョンソク、他) 北朝鮮の若きVIPで薄ら笑いを浮かべたサイコキラー、イ・ジョンソクが映る度に無茶苦茶腹が立ったのは、私だけでは無いはず。まぁ、それだけ上手い役者さんなんだろう。 ★★★☆☆
『少女は悪魔を待ちわびて』(2016/韓/モ・ホンジン監督/シム・ウンギョン、ギム・ソンオ、ユン・ジェムン、他) 父を殺した殺人鬼への復讐を誓い、15年間待ち続けた少女の戦いを描いた韓国製クライムサスペンス。警察の無能さにイライラさせられつつ、ラストが何とも悲しい。 ★★★☆☆
『モーリーズ・ゲーム』(2017/米/アーロン・サーキン監督/ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケビン・コスナー、マイケル・セラ、他) 少し前に観た「女神の見えざる手」のJ・チャステイン主演のモーグルのトップアスリートからポーカールームの経営者へと転身した実在の女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いたドラマ。J・チャステインはクールで賢くて行動的で、反面脆さを持った役が上手いですなぁ。 ★★★☆☆
『オアシス』(2002/韓/イ・チャンドン監督/ソル・ギョング、ムン・ソリ、アン・ネサン、チュ・グィジョン、他) 「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン監督が、社会に適応できない青年と脳性麻痺の女性の愛の行方を描いた、悲しくも詩的で美しい恋愛ドラマ。とにかく主人公2人の演技が凄い!一見の価値あり! ★★★★☆ |