「パーフェクトマン 完全犯罪」(2015/ヤン・ゴズラン監督/仏/ピエール・ニネ、アナ・ジラルド、他) 運搬業で生計を立てる作家志望の青年が、元アルジェリア召集兵で孤独死した男性の遺品整理中に当時の日記を見つけ、自分の作品として出版社に持ち込むと本は出版され瞬く間にベストセラーに。一躍有名になった彼は幸福で完璧な人生を手に入れたかに見えたが。。完全犯罪とは程遠い緻密さも計画性も無いチンケな行動には呆れるばかり。ルネ・クレマン「太陽がいっぱい」を意識したシーンなどもあるが、犯罪に対する質量がまず違う。ピエール・ニネもいい役者なのに今回はもったいなかった。それと、世の中 悪事の代償は大きいですなぁ。
「コンプリート・アンノウン〜私の知らない彼女〜」((2016/米/ジョシュア・マーストン監督/レイチェル・ワイズ、マイケル・シャノン、ダニー・グローヴァー、他) 解離性人格障害を患った方のように自ら苦悩する事もなく、どちらかと言うとどの人生でも成功しながら、これからも過去をリセットしながら別人として生きる彼女の目的は何なのか。
「DAU.ナターシャ」(2020/独、ウクライナ、英、露/イリヤ・フルジャノフスキー監督/ナターリヤ・ベレンジナヤ、オリガ・シカバルニァ、ウラジーミル・アジッポ、他) 内容はさておき、「ソ連全体主義」当時のままに再建されたスターリン体制下の秘密研究都市で約2年間にわたり、実際にソ連時代の通貨を使用し、衣装も食事も、また毎日当時の新聞が届けられるという徹底した生活の中での撮影そのものが狂気の沙汰ですなぁ。
「バーニング・クロス」(2012/米、仏/ロブ・コーエン監督/タイラー・ベリー、エドワード・バーンズ、マシュー・フォックス、ジャン・レノ、他) 映画自体は大した作品ではないけれど、殺し屋ピカソ役のM・フォックスは減量したのかな、鋭くキレッキレッでした。
「回る春」(2011/アルゼンチン/エリセオ・スビエラ監督/ダニエル・ファネゴ、ロミーナ・リッチ、他) 初老の小説家と元教え子の不倫の恋。よくある話だが、う〜ん、よく判らぬ作品でした。 |