「ヒットマン」(2007/米、仏/ザヴィエ・ジャン) スキンヘッドの後頭部にバーコードの刺青の主人公。まぁ、世の中 不死身で強い方がたくさん居るんですなぁ。 ニカ役でパンク・ファッションのオルガ・キュリレンコは、 『007/慰めの報酬』のボンド・ガールの方ですね。単純に楽しめました。
「エゴン・シーレ 死と乙女」(2017/オーストリア、ルクセンブルグ/ディーター・ヴェルナー) 28歳で夭折した天才画家エゴン・シーレ。彼の生涯のうち、ウィーン美術アカデミーを中退して仲間たちと「新芸術集団」を結成した1910年から1918年に病死するまでを実話に基づき、とりわけ名作『死と乙女』のモデルとなったヴァリと画家との関係を主に描いた作品。 シーレを演じたノア・サーベトラは見た目、線も細く神経質っぽく、シーレ役にはピッタリ。ヴァリ役のファレリエ・ペヒナーも魅力的で、音楽も風景を含めた映像もとても美しいのだが、う〜ん、シーレ好きな私には、何か物足りぬ感が残ったのも事実。
「ファイヴ・イージー・ピーセス」(1970/米/ボブ・ラフェルソン) アメリカン・ニュー・シネマの傑作のひとつ。女性からすると、いつも現実から逃げてばかりいるただのどうしようもない男の物語と片づけられるかも知れませんが、実は、いや、はいその通りなんではございますが、何故にボビー(J・ニコルソン)がそういった行動を取ってしまうのか、そこんところを考えた時に、グッときてしまうのですよ。カレン・ブラックも可愛い過ぎ。私は大好きな映画です。あなたは、お気に入りの簡単な曲を一つでも奏でられますか? |