『あんのこと』(2024/日/入江悠/河合優美、佐藤二郎、稲垣吾郎、河井青葉、他) 2020年に起きた実話をもとに作られたと知り、とにかく、切なくて哀しい。世の中を襲ったコロナ禍の、あのどんよりとした不安感の全てせいには出来ないが、翻弄されたのも事実。河合優美はいい役者さんですね。 ★★★★☆
『ワーキングマン』(2025/米/デビット・エアー/ジェイソン・ステイサム、デビット・ハーバー、ジェイソン・フレミング、アリアンナ・リバス、他) 単純に楽しめるハリウッド・アクション。 ★★★☆☆
『Mr.ノーバディ2』(2025/米/ティモ・ジャヤント/ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、クリストファー・ロイド、シャロン・ストーン、ジョン・オーティス、他) 前作より笑わせるシーンも増え、これまた単純に楽しめる痛快アクション映画。3も早く観たい。 ★★★☆☆
『国宝』(2025/日/李相日/吉沢亮、横浜流星、高畑充希、渡辺謙、黒川想矢、他) 歌舞伎という華やかな舞台の裏側でドス黒く渦巻く血筋と才能。頂点に立った者は立った者だけが知る寂寥感や苦しみがあり、その影でまた傷つき苦しむ者も居るのはどの世界も同じか。歌舞伎シーンの映像は本当に妖艶で美しい。遅ればせながら鑑賞。 ★★★★☆
『FALL/フォール』(2022/米/スコット・マン/グレイス・カリー、バージニア・ガードナー、ジェフリー・ディーン・モーガン、他) 今は使われていない地上600mのテレビ塔が舞台のワン・シチュエーション・スリラー。雷落ちへんのかいなぁ〜とか、いろいろ突っ込みどころもあるが、おぉっ!なるほど!ハゲタカもそういう事やったんやね。とにかくハラハラ・ヒヤヒヤ・ドキドキ、面白かった! ★★★☆☆
『張込み』(1958/日/野村芳太郎/大木実、高峰秀子、宮口精二、菅井きん、田村高廣、多々良純、他) 松本清張原作、橋本忍脚本、そして監督は野村芳太郎という巨匠トリオの作品。後の「ゼロの焦点」や「砂の器」(脚本は橋本と山田洋次)の様な大作ではないが、常に泥臭いリアリズムに拘る野村監督(今村昌平も然り)ならではのドロドロとした人間の業や情念、社会の歪みを昭和30年代初頭の貧しい生活を通して描いた名作。冒頭の夜行急行列車の車内での描写は観ているだけで疲労感と汗が噴き出す。さだ子がまた元の生活に戻れるのか、余計だが心配でならない。再鑑賞。 ★★★☆☆
『悪い夏』(2025/日/城定秀夫/北村匠海、河合優実、伊藤万理華、窪田正孝、竹原ピストル、他) 役者陣も好く、面白かった! ★★★☆☆
『0.5ミリ』(2013/日/安藤桃子/安藤サクラ、津川雅彦、柄本明、坂田利夫、角替和枝、東出昌大、他) 現実も然り、何かしら皆な少なからず訳ありで、他人には言えない過去を持つ。多くの社会問題を提起する奥深いヒューマンドラマ。カラオケ店で老人の言う「赤は血の色 生きろと言う色」。母親が赤く染めたワンピース。柄本明のマコトに対して「片岡の血が濃いからなぁ」の台詞や行動。推測して観ると家族の訳が浮かび上がり、点が線に繋がった。安藤家総出演の3時間を感じさせない作品。 ★★★★☆ |