『イコライザー THE FINAL』(2023/米/アントワン・フークア/デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、デビット・デンマン、ガイヤ・スコデッテーロ、他) 見事なまでの殺し方。面白かった! ★★★☆☆
『サスペクト 哀しき容疑者』(2013/韓/ウォン・シニョン/コン・ユ、パク・ヒスン、チョ・ソンハ、ユ・ダイン、他) 愛する妻子を殺された元北朝鮮特殊部隊のエリート工作員が復讐を胸に誓い、運転代行をしながら犯人を追うサスペンス・アクション。カット割りを多用したカーアクションも目が離せない。ラストも好し。再鑑賞。 ★★★☆☆
『フェイブルマンズ』(2022/米/スティーヴン・スピルバーグ/ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ガブリエル・ラベル、ジーニー・バーリン、他) 名作品を世に送り出してきた巨匠S・スピルバーグが、映画監督になるまでの家族との絆や葛藤、人間関係に苦悩しながら成長する自身の原体験を描いた自伝的作品。映画は芸術でありエンターテイメントでもある。 ★★★★☆
『DOMINO』(2023/米/ロバート・ロドリゲス/ベン・アフレック、アリシー・ブラガ、J・Ⅾ・バルド、ハラ・フィンリー、他) 予備知識全く無しでの鑑賞。二転三点と目まぐるしくスピーディーに変わる突っ込みどころ満載のSF超能力 映画。ウィリアム・フィクナー好きな役者さんです。 ★★★☆☆
『ストーカー』(2002/米/マーク・ロマネスク/ロビン・ウィリアムス、コニー・ニールセン、マイケル・バルタン、ディラン・スミス、他) スーパーのDPEで働く仕事熱心なサイは自身の過去のトラウマから幸せな家族に憧れる孤独な男。ある日突然、仕事を解雇された同じタイミングで、今まで幸福に映った常客の家族の事実を知り、徐々に異常な程の狂気に踏み込んでいく姿はいい人全開のR・ウィリアムスだけにそら恐ろしい。突っ込みどころも多々あるが、全体的に良く出来たサイコ・スリラー作品。面白かった!再鑑賞。 ★★★★☆
『朽ちないサクラ』(2024/原廣利/杉咲花、萩原利久、安田顕、豊原功補、森田想、他) 不可解な友人の死にストーカー殺人事件、ゲリラ活動を続けるカルト宗教団体が絡んだ大きな事件の裏側に隠された今も続く公安と警察の深い闇。。同作者の「孤狼の血」とは対極とも言える、静かな圧迫感を感じる作品。 ★★★☆☆
『ヴィレッジ』(2004/米/Ⅿ・ナイト・シャマラン/ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ、シガニー・ウィーバー、他) 1800年代後半、米ペンシルバニアの閉鎖的な小さな村を舞台に、過去の境遇から抜け出せない身勝手な長老達の絵空事に振り回される哀しい物語。役者陣は豪華。再鑑賞。 ★★★☆☆
『狂熱の孤独 2Kデジタル・リマスター版』(1953/仏、メキシコ/イヴ・アレグレ/ジェラール・フィリップ、ミシェル・モルガン、ヴィクトル・Ⅿ・メンドーサ、カルロス・ロペス・モクテズマ、他) ジトジト、ベトベト、蒸し暑さが今にも伝わって来るメキシコの漁村。伝染病が脅威を振いつつある状況の中、二人に共通する孤独感、喪失感をより一層想起させる、流れる陽気な音楽と遊び呆ける子供達の爆竹の音と喧騒。ラスト、ネリーが裸足で彼のもとに駆け出すシーンはモロッコのディートリッヒを彷彿させた。Ⅿ・モルガンのしっかりとした骨格と眼力も印象に残る。 |