『罪人たち』(2025/米/ライアン・クーグラー/マイケル・B・ジョーダン、ヘイリー・スタインフェルド、マイルズ・ケイトン、ジャック・オコンネル、他) 1932年当時のアメリカ。黒人、白人、先住民。商売上手のアジア人。差別に禁酒、KKK。ゴスペル、ブルーズ、カントリー。ほんでもってノスフェラトゥ−はアイリッシュ。いやぁ〜長崎ちゃんぽんと寄せ鍋をいっしょに出され感じだったけれど、社会に対しての皮肉と問題提起は成されているように思った。また、悩める人の血を吸って生きる吸血鬼は現代にもはびこる政治家に思えて仕方ない。最後に御大バディー・ガイの登場はビックリ!!★★★☆☆
『BULLY ブリー』(2001/米/ラリー・クラーク/ブラッド・レンフロ、ニック・スタール、マイケル・ピット、レイチェル・マイナー、他) 実話を元に、ティーンエイジャーたちが一人のいじめっ子を殺害するまでを描いた青春映画。若気の至りだけでは済まされぬ愚かな話。 ★★☆☆☆
『グレタ』(2019/米/ニール・ジョーダン/イザベル・ユベール、クロエ・グレース・モレッツ、マイカ・モンロー、コルム・フィオール、他) 地下鉄で忘れ物のバッグを親切心で届けただけなのに。。。T・ユベールの怪演がエスカレートする程に笑ってしまうが(実際こういう人にストーカーされたら怖すぎる)、内容は良く出来たB級サイコパス・スリラー。リストの”愛の夢”が耳に残る。面白かった! ★★★☆☆
『部屋/THE ROOM』(1993/日/園子温/麿赤児、洞口依子、佐野史郎、百々ちゃん、他) 園子温、初の35ミリ劇場用長編作品。粗い粒子のモノクロ映像、相米慎二を彷彿させる延々と続く長回し、囁く台詞、ドラムロール。う〜ん、この実験的手法と虚無的ノワール感。好きな方には堪らんでしょうなぁ。(笑) ★★☆☆☆
『アストロイド・シティー』(2023/米/ウェス・アンダーソン/ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、エイドリアン・ブロディ、他) 独特のパステル・カラーのシンメトリーな構図は軽やかで絵画的。本筋を劇中劇という構造で描き、演者が演じる物語を客観的に観る展開に一見戸惑うが充分楽しめる作品。S・ヨハンソンの役がⅯ・モンローだったり、Ⅼ・ストラスバーグ、E・カザン、J・ディーンであろう思しきキャラも楽しめる。宇宙人の所作が妙にかわいい!! ★★★★☆
『ノスフェラトゥー』(1985/西独、仏/ヴェルナー・ヘルツォーク/クラウス・キンスキー、イザベル・アジャー二、ブルーノ・ガンツ、ローラン・トポール、ジャック・デュフィロ、他) ロバート・エガース監督作を観る前に再再再度の鑑賞。 怪優 K・キンスキーのただならぬ妖気。独特の青みがかった映像は何度観ても美しい。I・アジャー二、B・ガンツ、R・トポールの怪演もみな素晴らしく、ポポロ・ヴーの音楽もまた素晴らしい! ★★★★★
『母なる証明』(2009/韓/ポン・ジュノ/キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、他) よく練られた構成と伏線の回収が見事。「殺人の追憶」もそうだったが、このモヤモヤした後味の悪さが何ともねぇ。 ★★★☆☆ |