『ノスフェラトゥ』(2024/米/ロバート・エガース/ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィレム・デフォー、他) 映像表現が見事な1922年のムルナウ版無声映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」。鬼才W・ヘルツォークがリメイクした何処を切り取っても耽美的な映像美と、心に残る美しいポポロ・ヴーのBGMに孤独と寂寥感漂う個性豊かな役者陣という素晴らしい旧作に比べると、う〜ん、画面も暗いし、エクソシストみたいで何だかなぁ〜っていう感じ(笑)。 ★★☆☆☆
『新宿泥棒日記』(1968/日/大島渚/横尾忠則、横山リエ、唐十郎、田辺茂一、渡辺文雄、戸浦六宏、他) 本作が公開されたのは1969年2月。前後6ヶ月の間に”新宿騒乱事件””新宿西口公園時件””東大安田講堂事件”などが起きている政治的背景を鑑みれば、少しは面白く感じられる作品かなぁ。当時の状況劇場の面々、田辺社長、大島組の常連役者陣、横山リエ、あぁ懐かしい!再鑑賞。 ★★★☆☆
『ニンフォマニアックvol.1ディレクターズカット完全版』(2013/デンマーク、独、仏、ベルギー、英/ラース・フォン・トリアー/シャルロット・ゲンズブール、ステラン・スカルスガルド、ステイシー・マーティン、シャイア・ラブーフ、ユマ・サーマン、他) 色情狂(ニンフォマニア)を自称する女性が怪我をして助けてもらった男に壮絶な半生を語る物語。随分と過激な描写も多いが、ジョーの内面の孤独や葛藤がひしひしと伝わってくる。フィボナッチ数列や、音楽、宗教、縦列駐車のシーンなどを巧みに取り入れた作品構成は哲学的でもあり面白い。「愛とは嫉妬を加えた欲望である」なかなか。鬼才Ⅼ・V・トリアー流石ですな! ★★★☆☆
『ニンフォマニアックvol.2ディレクターズカット完全版』(2013/デンマーク、独、仏、ベルギー、英/ラース・フォン・トリアー/シャルロット・ゲンズブール、ステラン・スカルスガルド、ステイシー・マーティン、シャイア・ラブーフ、ユマ・サーマン、ウィリアム・デフォー、他) vol.1、2続けての鑑賞、さすがにしんどかった(笑)。ラスト、なまいきシャルロットが歌う「ヘイ・ジョー」が印象に残る。 ★★★☆☆ |