『ヒプノシス レコードジャケットの美学』(2022/英/アントン・コービン/ロジャー・ウォータース、デヴィッド・ギルモア、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、他) 1970〜80初頭を中心に、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーといった人気アーティストたちのアルバムデザインを手がけたデザイン集団・ヒプノシス。その独創的なデザインは、それまで宣伝用パッケージに過ぎなかったレコードジャケットの概念をくつがえし、芸術の域にまで高めた狂気とも言える舞台裏を追ったドキュメンタリー。ポランスキー「反撥」の映像も出て来てビックリ!面白かった! ★★★★☆
『死刑にいたる病』(2022/日/白石和彌/阿部サダヲ、岡田健司、岩田剛典、宮崎優、鈴木卓爾、他) 櫛木理宇の原作「つながれた犬」を「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌が監督したサイコ・スリラー。 家庭環境などで心に深い傷を持つ人間の深層心理をうまく洗脳し、支配していく阿部サダヲ演じる榛村の蛇のような瞳と静かな狂気は流石。拘置所でのいつの間にか面会窓を通り抜け絡み合う手やマサヤの肩を抱く暗喩的映像も面白い。原作の題名に納得。 ★★★★☆
『ザ・ゲスト』(2014/米、英/アダム・ウィンガード/ダン・スティーヴンス、マイカ・モンロー、ブレンダン・マイヤー、シーラ・ケリー、他) あまり余計な事を考えずに観ると結構楽しめる。こういうB級作品もあっていい。 ★★★☆☆
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022/米/ミシェル・ヨーエブリン、キー・ホイ・クァン、ステファニー・シュウ、ジェイミー・リー・カーティス、他) ハチャメチャだけどよくまとめられていて楽しませて頂いた。 ★★★☆☆
『サバイバー』2015/米、英/ジェームズ・マク・ティーグ/ミラ・ジョボビッチ、ピアース・ブロスナン、ディラン・マクダーモット、アンジェラ・バセット、他) まぁ、こんなもんでしょう。 ★★★☆☆ |