「縞模様のパジャマの少年」 ナチス将校を父に持つ少年とユダヤ人の少年。戦時下の狂気の中で芽生えた純粋無垢な友情の運命を描いた、ジョン・ボイン原作の世界的ベストセラーの映画化。この手の映画はフィクションにしても、かなり慎重に扱わなければいけないと思うが、今ひとつ入り込めず。。。そりゃー、えらい悲惨で可哀そうなことは確かではあるんですが。。。
「黄色い星の子供たち」(初) 1942年、ナチス占領下のフランス、パリ。ユダヤ人約1万3,000人が味方であるはずのフランス警察に検挙され、ドイツの強制収容所に送られたヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件(ヴェル・ディヴ事件)を題材に、わずかに生き残った400人の証言を元に当時を再現した物語。”黄色い星”とは、胸に”黄色い星”の印を付けることを義務付けられていたユダヤ人達をさす。史実に基づく作品は地味だが重みがある。涙なしでは観られぬ重厚な作品。 |