Column

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…コラム…

  2007年 観た映画

 1月
「Mr.&Mrs.スミス」(初) 
お正月に観て楽しかった。

「ポワゾン」 
A・ジョリーの妖しい魅力が素敵。

「あげまん」 
いや、楽しかった。

「タンポポ」 
和製版「シェーン」豪華メンバーでした。

「ライフ・イズ・ビューティフル」 
何度観ても泣いてしまう。

「旅芸人の記録」 
時間のある時でしか観られない。好きな映画のひとつ。

「ギャング・オブ・ニューヨーク」(初) 
期待はずれだった。役者のせいかなぁ。

「シン・シティー」(初) 
何げなく観始めたら妙に惹き込まれた。

「アメリカの友人」 
D・ホッパー、B・ガンツ最高!好きな映画のひとつ。

「父、帰る」(初) 
シンプルで・謎で・・・儚くて・とても叙情的な瑞々しい映像・・・。忘れられない一本。

「ダイヤモンド・イン・パラダイス」(初) 
こんなもんでしょう。

「時計じかけのオレンジ」 
今観ても相変わらず斬新。凄い!

「ブルー・ベルベット」 
体調のいい時でなきゃー、D・リンチはなかなか観られない。D・ホッパーは大好き。

「カスパー・ハウザーの謎」 
私のベスト20に入る映画。W・ヘルツォークは心から敬愛します。

 2月
「プライベート・ライアン」(初)
戦闘シーンが凄まじかった。     

「穴」(初) 
あんな女性が居たら本当に怖い。(J・ベッケル監督作品ではない。)

「死刑台のエレベーター」 
弱冠25歳, R・マルのデビュー作。やられた〜!好きな映画のひとつ。

「ドミノ」(初) 
ああいう仕事をしていると、そりゃぁー早死にしちゃうよ。

「少女 ムシェット」(初) 
観終わった後ジーンときた。出演者が全員素人のせいか、妙にリアル。

「若者のすべて」 
初めて観たのは上京したての頃で、凄く感銘を受けた作品。昔からネオリアリズム映画は大好き。

「ノスフェラトゥ」 
怪優 K・キンスキーのただならぬ妖気。独特の青みがかった映像は何度観ても美しい。

「ファイナル・カット」(初) 
自分の記憶や思ひ出を第三者に編集、修正されるなんてまっぴらだな。

「模倣犯」(初) 
つまらなかった。

「ションヤンの酒屋」(初) 
強い意志と、しっかりとした信念を持った女性だが、薄幸な運命には逆らえない・・。

「キリング・フィールド」 
数年前、ハイン・S・ニョールが射殺された記事を新聞で見た時、”イマジン”が頭に流れてきた記憶が甦った。
 
 3月
「蟻の兵隊」(初) 
やっと観られた。ドラマには終わりがあるが、人生には終わりがない。「日本鬼子」同様、彼達の戦いはまだ続く。

「バーバー」 
内容はとても切ない話だが、映像はクールでオシャレ。

「聖なる酔っぱらいの伝説」 
最後の一節「神よ 全ての酔っ払いに、美しい死を与え給え」が印象的。好きな映画。

「ライトスタッフ」 
観る度、感動と勇気を与えられる。実生活も含めてS・シェパードは尊敬する一人。

「コーヒー&シガレッツ」 
ちょっとした会話のズレとズラシに生じる間が、何とも言えずニソッと笑ってしまう。

「ソウ 2」(初) 
観てて痛い、痛い、めちゃくちゃ痛い〜!!けど、心理描写は前作の方が上。

「大人は判ってくれない」 
トリュフォーの自伝的映画。育った環境を活かすも無駄にするも本人次第。ラストシーンは印象的。好きな映画。

「突然 炎のごとく」 
おもしろかった。観る年代によって随分感じ方が違うんだろうなぁ。

 4月
「何がジェーンに起こったか?」 
初めて観たのは小学校低学年で、ドラキュラ、狼男に次いでB・デイヴィスがとっても怖くなった。

「太陽」(初) 
どこまで真実かどうか判らないが、とてもチャーミングな方に見えた。それにしても孤独感たるや凄まじいものなんだろうなぁ。

「ザ・ドライバー」 
めちゃくちゃ好きな映画。R・オニール、I・アジャーニ、ほんとに笑いません。

「フリック・ストーリー」 
これまた好きな映画。A・ドロン、J・L・トランティニアンの抑えた演技は秀逸。

「仕立て屋の恋」 
純粋なのか変態なのか。幸福なのか残酷なのか。人生は紙一重なんだなぁ、きっと。

「イントゥ・ザ・ブルー」 (初) 
凡作としか言いようが無い。以上!!

「佐賀のがばいばあちゃん」(初)
良き時代。ばあちゃんの一言、一言が名語録のようである。

 5月
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」 
内容はともかく、当時プロモーションの為に来日したM・チミノ監督とJ・ローンに会わせて頂いた記憶がある。「この人があの、”ディア・ハンター”を撮った人やぁー」とめちゃくちゃ感激したものだった。

「レッド・ドラゴン」(初) 
うーん、はっきり言ってつまらなかった。E・ノートンはどうも好きになれない。

「ディア・ハンター」 
初めて映画館で観た時、ショックのあまり暫く立つことが出来ず、ボーッとしていたら次の回が始まりまた観てしまった。少し間延びはあるが、静と動を上手く描いている。最後で楽しかった頃の皆の停止するショットは泣ける。”カバティーナ”のメロディーもいい。心に残る好きな映画のひとつ。

「無防備都市」 
ネオリアリズモの原点的作品。この映画を観ずしてイタリア映画は語れまい。すばらしい映画!

「黒衣の花嫁」(初) 
ストーリーにかなり無理がある。J・モローってこんな口元だったっけなぁ?

「戦火のかなた」
戦争の悲惨さを鋭く見つめた映画であり、「無防備都市」同様、普遍性を持った作品。

 6月
「パイレーツ・オブ・カリビアン・デッドマンズ・チェスト」(初)
支離滅裂な物語展開には驚くばかり。

「コーチ・カーター」(初)
ありきたりな青春学園ものかと思っていたが、政治的なテーマを描いた実に良質な作品。これ見よがしな演出もなく、そこがまた良かった。

「田園に死す」 
時々、何がなしに無償に観たくなる映画。

「3−4×10月」
無駄な台詞を排除した何とも言えぬ”間”が絶妙で、暴力の対極にある笑いも上手く取り入れている。北野 武作品の中で「ソナチネ」の次に好きな映画。

 7月
「ソナチネ」 
武さんは常にもの事を客観的に観られる方なんだなぁとつくづく思った。でなければ、あそこまで無駄を削ぎ落とした脚本は書けないと思う。仲間と戯れ、はしゃいでいても一度乗った”破滅”行きのトロッコは止められない。表情の無い私の好きな役者、ビリー・ドラゴをいつか起用してほしいものだ。
  
「カオス・シチリア物語」 
ノーベル賞作家 ピランデッロの短編を元にした、シチリア島寓話のオムニバス。とても叙情的な作品。好きな映画のひとつ。

「書を捨てよ 町へ出よう」 
シュールです。寺山ワールドは賛否両論、極端に分かれるでしょう。

「”エロ事師たち”より人類学入門」 
小沢 昭一の飄々とした存在感は凄い。園 佳也子、懐かしーい。

「復讐するは我にあり」
”刑事っさん、外はどかーんと冷えとるじゃろね”ジャジャーン!何度も観ている映画。

 8月
「箪笥」(初) 
友人に薦められ観たが、”どんなに怖いのかなぁ?”と想像していたのと反して、とっても哀しい物語だった。前半きれいなカットがたくさん有った。

「ある子供」(初) 
ドキュメンタリーを観ているような妙な説得力を持った作品。主人公の青年(中身は子供)もあそこまで破天荒だと哀れ。だけど、こういう奴って実際に居るんだよなぁ。

「リディック」(初) 
内容はさておき、あそこまで強靭で不死身の肉体を持っていたら、さぞ楽しいだろうなぁ。

「ジターノ」(初) 
ホアキン・コルテスがカホンを叩くシーン以外、印象に残っていない。

 9月
「サン・ロレンツォの夜」 
タヴィアーニ兄弟の作品はどれもいい!

「美しい夜、残酷な朝」(初)
美とカニバリズムを絡めた展開は理解出来なくは無いが、うー、だけど後味が悪い!

「かもめ食堂」 
”やりたくないことは、やらないだけです。”その通り。こういう風に生きられれば最高やね!

10月
「リリア 4−ever」(初) 
今も実際に起こっている話。とても辛い作品だが、ぜひ観てほしい傑作。

「バンディッツ」(初)
すべてが中途半端な映画。(カーチャ・フォン・ガルニエ監督作品)

「山の郵便配達」
子供の頃、父と私と拾って飼っていた犬とで、近くの山の奥深くまで散歩に行ったのを観る度に想いだす。淡々として静かな中にも感動を覚える作品。

「父/パードレ・パドローネ」
主人公のカヴィーノが才能を発揮し成功するきっかけを作ったのも、結果的には父?!それはさておき、あの母親の笑い方は何とかならないの?

「激突」 
ハイ、怖いですねー。ハラハラハラハラ、ドキドキドキドキしますねぇ。最後までトラックの運転手さん、顔出しませんねー。まぁ、怖いこと、怖いこと。これは1971年 スピルバーグ監督 25歳の時の作品ですねー。あの人、やっぱり若い頃から才能あったんですねー。ハイ、時間きましたか、サイナラ×3。

「ショー・ミー・ラブ」(初) 
テンポが良くてシンプルで、ストレートで純粋な映画。

11月
「M:i:V」(初)
いやぁー楽しかった。

「シティヒート」(初)
当時としては夢のような共演なんだろうが、中味は大したことのない映画だった。

「エヴァ」(初)
ベルイマン脚本の中では割りと解りやすい作品。地味だけれど、こういう作品は印象に残る。

12月
「ファントマ ミサイル作戦」 
いやぁー懐かしい!! ルイ・ド・フュネスは大好きな役者。余談だが、店に居らっしゃる フランチェスコさんとそっくり!?

「ファントマ 電光石化」
単純明快なストーリー、そんなアホなーな展開、見え見えの合成画面。それでもええねん。ルイ・ド・フュネスが大笑いさせてくれるんです。シリーズ中一番好きな作品。

「ファントマ 危機脱出」 
これまた楽しませていただいた。

2008/01/10(Thu) 15:41


  ジャズとブルースのライブが人気のおとなのバー

狛江市が発行している、生活情報誌「Monthly わっこ」に当店が紹介されました。
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/36,11892,c,html/11892/37-1-2.pdf
我ながらとても光栄なことなので、内容を掲載しておきます。

”ジャズとブルースのライブが人気のおとなのバー”
市役所前のビル地下にある「add 9th」は、ジャズとブルースとライブ演奏が売り物のバー。開店以来、毎週金曜と土曜日にライブ演奏を開いている。
 約30uの客室に小さなステージとピアノがあり、棚にはジャズ、ブルース、ソウルなどのCDとレコード約1,200枚が天井までびっしり並び、ファンにはたまらない雰囲気。
 オーナーの古角 謙弥さん(写真上)は「いくつになっても遊び心を忘れない、おとなの不良が集う店」がモットーで、常連にも初めての客にもへだてのないサービスを心がけており、ボトルキープをしないのも特徴。
カウンター奥の棚には、バーボン、ウィスキー、ジン、ラム、ウォッカ、テキーラなど世界の酒が並ぶ。
カクテル(750円から)の種類も多く、好みのものを作ってくれるので、それを楽しみに訪れる女性も多い。ピザやジャンバラヤ、各種サラダなど軽食もある。
週末のライブ演奏は、午後8時からでチャージ料は1,500円から(ドリンク別)。夫婦や友人連れなどが、小さなライブハウスならではの演奏者と客が一体となった熱気を味わう。
出演者は、狛江バンドフェスティバルの仕掛け人のひとりでギタリストでもある古角さんが、プロに出演を依頼するほか、菊池 りかさん率いる「Lica Band」(写真左下)など狛江を拠点にするバンドも月1回演奏、これまでのべ数百グループが出演した。
 若い時から演劇や音楽活動を続けてきた古角さんは「狛江でライブ・バーは定着しないと反対する声もあったけれど、みんなに支えられてようやく10年を迎えられます」と喜び「人生は良いときも悪いときもあり、どんな人もブルースを感じることがあると思う。たまにはおとなの止まり木に腰かけ、ゆっくりしませんか」と話している。

2006/09/16(Sat) 15:28


  もうすぐ10年目

おかげ様にて、もうすぐ店も10年目に入る。昨今長引く不景気の中、正直よくもったと思う。
これと言った、とりえもサービスもない店に本当によく足を運んでいただいた。
そして、たくさんの素敵な方達ともお知り合いになれたことは、この上ない幸せである。
衷心より厚く御礼を申しあげさせていただきたい。

開店当初、興味本位でいらっしゃる一見のお客何人かに、「狛江でBAR? 何、週末はLIVE?ホウー、人来るの?まぁ、悪いけど半年もちゃーいいだろうねぇ。頑張ってね!」と言われた記憶が、今も鮮明に残っている。
生まれつき単純、かつ楽観的性格の私にとって、どれ程このような言葉が私を奮い立たせ励みにさせていただいた事か。こんな言葉を吐いた奴、いやいや、おっしゃったお方も、今では友人を連れ、心地よく止まり木に宿る良き常連となっている。時の流れというのは不思議なものである。
この先、何年続くか判らないが大好きな店と共に、また足を運んでくださるお客さん、ミュージシャンの方々とご一緒に人生を楽しんでゆこうと思う。

「ところで、アド・ナインスってどういう意味なの?」
「へい、あっしには、もう、アトがナインスよ。(後 無いんスよ)、
頑張ろっと!!

06.04(け)

2006/04/17(Mon) 15:33


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